警備員の志望動機は何を書けばいい?未経験でも使える例文と考え方

「警備員の志望動機って、何を書けばいいの?」

「未経験だし、立派な理由なんてない」

「正直、働きたいから応募するだけなんだけど……」

警備員の求人に応募しようとした時、志望動機で手が止まる人は多いと思います。

先に言っておくと、警備員の志望動機は、立派すぎなくて大丈夫です。

「地域の安全を守りたい」
「社会に貢献したい」
「責任感を活かしたい」

もちろん、こういう理由があるなら書いていいです。

でも、本音が「働きたい」「生活を安定させたい」「早く仕事を始めたい」でも、私は悪いとは思いません。

大事なのは、その本音を履歴書や面接で読める言葉に整えることです。

この記事では、現役警備員の立場から、警備員の志望動機の考え方、未経験でも使える例文、避けた方がいい書き方を本音で解説します。

目次

警備員の志望動機は立派すぎなくて大丈夫です

警備員の志望動機は、きれいな作文にしすぎなくて大丈夫です。

むしろ、無理に立派なことを書きすぎると、少し嘘っぽく見えることもあります。

警備会社が見たいのは、完璧な文章力ではありません。

ちゃんと働く気があるか。
時間やルールを守れそうか。
現場で最低限のやり取りができそうか。

このあたりです。

もちろん、大手の警備会社や、採用担当者がきちんとしている会社では、履歴書もある程度見られます。

だから「雑でいい」という話ではありません。

ただ、志望動機が思いつかないからといって、応募を止めるほどではないです。

本音が「働きたいから」でも、それを少し整えれば十分使えます。

応募前に、警備員バイト全体の仕事内容・給料・求人選び・新任教育の流れをまとめて確認したい人は、こちらの警備員バイトの総合ガイドも参考にしてください。

私の志望動機は「働きたいから」でした

ここで、私自身のかなりひどい話をします。

私が警備員の面接を受けた時、立派な志望動機を用意していた記憶はありません。

気持ちとしては「働きたいから」くらいでした。

しかも、履歴書も今思い返すとかなりひどいものでした。

  • 学歴:高校1年で中退
  • 職歴:運送業、レディスアパレル
  • 志望動機:働きたいから
  • 趣味:魚釣り
  • 自己PR:我慢強いです
  • 資格:普通自動車免許

今見ると、なかなか雑です。

前職では、複数店舗を担当するマネージャーのような仕事もしていました。

でも、それを履歴書でうまく見せる知識がありませんでした。

一般常識がなかったんですよね。

本当に、無でした。

アパレルの面接を受けた時には、履歴書を見た相手に「雑やな。来る途中の電車の中で書いたん?」と言われたこともあります。

今思えば、本当にそのレベルでした。

それでも、私は警備員として採用されました。

だから、この記事を読んでいる人に伝えたいのは、完璧な志望動機を作れなくても、そこで止まらなくていいということです。

ただし、今から応募する人に「私と同じくらい雑で大丈夫」とは言いません。

本音が「働きたいから」でも、履歴書で読める形に少し整える。

それだけで、面接に向かう安心感はかなり変わります。

ホンネちゃん

志望動機で名作作文を書く必要はないのさ。
でも『働きたいから』をそのまま投げるより、少し整えた方が相手も安心するってワケ。

警備員の志望動機で伝えたいこと

警備員の志望動機で伝えたいのは、すごい夢や立派な経歴ではありません。

大きく言えば、次の3つです。

  • ちゃんと働く気があること
  • ルールや時間を守る意識があること
  • 未経験でも仕事を覚えるつもりがあること

警備員の仕事は、未経験から始める人も多い仕事です。

だから、最初から完璧な誘導技術や専門知識を求められるわけではありません。

ただし、警備は安全に関わる仕事です。

時間に遅れない。
決められたルールを守る。
分からないことを勝手に判断せず確認する。

このあたりは大事になります。

志望動機では、「自分はちゃんと働くつもりがある」「仕事を覚える気がある」と伝われば十分です。

本音を履歴書で読める言葉に変えよう

志望動機で悩む人の多くは、本音が悪いわけではありません。

ただ、そのまま書くと少し雑に見えるだけです。

たとえば、「お金が欲しい」「すぐに働きたい」という本音。

私は、これは悪くないと思っています。

生活のために働く。
早く収入を得たい。
これはかなり自然な理由です。

ただし、履歴書では少し整えた方がいいです。

本音そのまま書くと履歴書・面接での言い換え
お金が欲しい少し直接的に見える生活を安定させるため、腰を据えて働ける仕事を探しています
すぐに働きたい悪くはないが雑に見える早く仕事を覚え、現場で戦力になれるよう努力したいです
未経験でも入りやすそう言い方次第未経験からでも挑戦できる仕事として、警備の仕事に興味を持ちました
楽そうだから印象が悪くなりやすいルールを守りながら、コツコツ続ける仕事に向いていると感じました

「お金が欲しい」なら、「生活を安定させたい」と書けます。

「すぐに働きたい」なら、「早く仕事を覚えて働きたい」と言えます。

「未経験でも入りやすそう」と感じたなら、「未経験から挑戦できる仕事として興味を持った」と整えられます。

本音を消す必要はありません。

ただ、相手に伝わる形に翻訳する。

志望動機は、それくらいで大丈夫です。

そのまま使いやすい短めの志望動機例文

まずは、履歴書にも使いやすい短めの例文です。

未経験ですが、時間やルールを守ることを大切にしながら、警備の仕事を一つずつ覚えていきたいと考えています。現場で必要とされる人材になれるよう努力します。

短くまとめるなら、これくらいで十分です。

大事なのは、すごいことを書くことではありません。

未経験でも覚える気があること。
時間やルールを守る意識があること。
現場でちゃんと働く気があること。

この3つが伝われば、志望動機としてはかなり使いやすくなります。

未経験でも使える警備員の志望動機例文

ここからは、少し長めの例文を出します。

そのまま丸写しするより、自分の状況に合わせて少し変えて使ってください。

未経験から警備員を目指す場合

未経験ではありますが、安定して長く働ける仕事を探す中で、警備の仕事に興味を持ちました。時間やルールを守ることを大切にし、現場で必要なことを一つずつ覚えていきたいと考えています。

未経験の場合は、「覚える気がある」「ルールを守る意識がある」と伝えるのが大事です。

最初から立派なことを言いすぎるより、素直に仕事を覚えたい姿勢を出した方が自然ですね。

生活を安定させたい場合

これまでの働き方を見直し、腰を据えて働ける仕事を探していました。警備の仕事は未経験からでも挑戦でき、現場で経験を積みながら成長できる点に魅力を感じています。

「お金が欲しい」「生活を安定させたい」という本音は悪くありません。

ただ、履歴書では「生活を安定させたい」「腰を据えて働きたい」と整えると印象がよくなります。

体を動かす仕事がしたい場合

座りっぱなしの仕事よりも、体を動かしながら働く仕事に向いていると感じています。警備の仕事では、安全確認や周囲への気配りを大切にしながら、現場に必要とされる人材を目指したいです。

交通誘導や雑踏警備など、外で動く仕事に興味がある人は、この方向が使いやすいです。

ただし、「体力には自信があります」だけだと少し弱いので、安全確認や周囲への気配りも入れると警備員らしくなります。

人の役に立つ仕事がしたい場合

人の安全や現場の円滑な進行を支える仕事に興味があります。警備の仕事は目立つ仕事ではありませんが、事故やトラブルを防ぐ大切な役割があると感じ、応募しました。

これは少しきれいめの志望動機です。

大手の警備会社や、しっかりした会社に応募する時には使いやすいですね。

ただ、言葉だけが立派になりすぎると浮くので、自分の本音と合う範囲で使ってください。

応募先・状況別の警備員志望動機例文

ここからは、応募する警備業務や自分の状況に合わせた例文です。
必要なところだけ開いて、自分の言葉を少し混ぜて使ってください。

交通誘導警備の志望動機例文

屋外で体を動かしながら働く仕事に興味があり、交通誘導警備に応募しました。未経験ではありますが、車両や歩行者の安全を守るために、周囲をよく見て行動することを大切にしたいと考えています。現場で必要な誘導や声かけを一つずつ覚え、安心して任せてもらえる警備員を目指します。

施設警備の志望動機例文

施設を利用する方が安心して過ごせる環境を支える仕事に興味があり、施設警備に応募しました。出入管理や巡回など、決められたルールを守ることが大切な仕事だと感じています。未経験ではありますが、丁寧な対応と確認を心がけ、信頼される警備員を目指したいです。

夜勤警備の志望動機例文

夜間の安全を支える仕事に興味があり、夜勤の警備に応募しました。夜間は少人数での対応や冷静な判断が大切になると考えています。生活リズムを整えながら、時間を守り、責任を持って勤務できるよう努力したいです。

中高年・シニア向けの志望動機例文

これまでの社会経験を活かしながら、落ち着いて長く働ける仕事を探していました。警備の仕事は、時間を守ることや周囲への気配りが大切だと感じています。未経験ではありますが、無理なく続けられる現場で、一つずつ仕事を覚えていきたいと考えています。

ブランクあり向けの志望動機例文

しばらく仕事から離れていましたが、もう一度安定して働きたいと考え、警備の仕事に応募しました。未経験からでも学びながら現場に立てる点に魅力を感じています。時間を守り、分からないことは確認しながら、少しずつ仕事を覚えていきたいです。

職歴に自信がない人向けの志望動機例文

これまでの経験に自信があるわけではありませんが、これから腰を据えて働ける仕事を探しています。警備の仕事を通して、時間を守ることや責任を持って現場に立つことを大切にしながら、一つずつ経験を積んでいきたいです。

警備員の志望動機で避けたい書き方

警備員の志望動機は立派すぎなくて大丈夫です。

ただし、そのまま書くと印象が悪くなりやすい本音もあります。

「楽そうだから」はそのまま書かない方がいい

警備員は、外から見ると楽そうに見えることがあります。

立っているだけ。
座っているだけ。
何も起きなければ暇そう。

そう見える気持ちは分かります。

でも、志望動機に「楽そうだから」と書くのは避けた方がいいです。

警備員は、楽そうに見えても責任があります。

安全確認、ルール遵守、報連相、現場での判断。

ここを軽く見ているように見えると、採用側は不安になります。

もし本音が「自分でも始めやすそう」なら、「未経験から挑戦できる仕事として興味を持った」と言い換えた方が安全です。

「誰でも受かりそうだから」も避けた方がいい

警備業界は入口が広い仕事です。

未経験でも応募しやすい会社はあります。

ただ、「誰でも受かりそうだから」と言ってしまうと、仕事を軽く見ている印象になります。

警備員は、欠格事由に当てはまらないことも重要ですし、新任教育を受けて現場に立つ仕事です。

入口が広いことと、どうでもいい仕事であることは違います。

書くなら、「未経験からでも挑戦できる仕事だと感じた」「現場で経験を積みながら働きたい」と整えましょう。

経歴を盛りすぎる必要はない

履歴書で自分をよく見せたい気持ちは分かります。

でも、経歴を盛りすぎる必要はありません。

警備員の面接では、立派な経歴よりも、ちゃんと働けそうかを見られることも多いです。

職歴に自信がないなら、無理にすごく見せるより、「これから安定して働きたい」「仕事を覚えていきたい」と書いた方が自然です。

ホンネちゃん

志望動機で自分を盛りすぎると、あとで自分がしんどくなるのさ。履歴書は変身ベルトじゃないってワケ。

履歴書は完璧じゃなくてもいいけど、最低限は整えよう

私は今でも、警備員さんの履歴書を見る機会があります。

警備員名簿の確認などで、いろいろな履歴書を見てきました。

そこで思うのは、当時の私の履歴書でも、まだマシな方だったかもしれないということです。

中には、履歴書写真の背景が完全に証明写真ではなく、「これはどこで撮ったんだろう」と思うものもありました。

もちろん、だから雑でいいという話ではありません。

履歴書は、完璧な就活書類でなくても大丈夫です。

でも、最低限は整えましょう。

  • 読める字で書く
  • 写真は証明写真らしいものを使う
  • 志望動機は空欄にしない
  • 職歴や学歴をごまかさない
  • 連絡先を間違えない

このくらいで、かなり印象は変わります。

志望動機より大事なのは「働く気」が伝わること

警備員の志望動機で一番大事なのは、きれいな文章ではありません。

働く気が伝わることです。

時間を守る。
連絡をする。
分からないことを聞く。
現場で必要なことを覚える。

こういう基本をちゃんとやる気があるか。

面接では、そこを見られていると思ってください。

志望動機が少し不器用でも、働く意思が伝われば十分チャンスはあります。

逆に、どれだけ立派な志望動機を書いても、面接で態度が悪かったり、連絡が雑だったりすると印象は下がります。

ちなみに、私が警備会社の面接を受けた時の空気は、かなり独特でした。

きれいな面接マニュアルとしては参考にならないかもしれませんが、「警備会社の面接ってこんな感じなのか」という空気感を知りたい人は、こちらも読んでみてください。

警備員の面接は怖い?デニムで行った元ニートの異世界転職体験談

まとめ|完璧な志望動機より、まず応募してみよう

完璧な志望動機を作ろうとして、応募できなくなる方がもったいないです。

志望動機のベースができたら、あとは「自分に合いそうな警備会社」を探してみましょう。

せっかく働くなら、ブラックな現場や、人間関係が崩れている会社はできるだけ避けたいですよね。

求人を見る時は、給料だけでなく、勤務エリア、現場の種類、シフト、制服や装備、会社の雰囲気まで見ておくと安心です。

警備員の仕事に少しでも興味があるなら、まずは一社、気になる求人を眺めてみてください。

その一歩で、思ったより人生が動くこともあります。

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この記事を書いた人

現役警備員として働きながら、警備業界のリアルを発信しています。
交通誘導・施設・雑踏警備を経験し、現在は管理職として現場と人材育成に携わっています。

保有資格:
・警備員指導教育責任者(1号・2号)
・交通誘導警備業務2級
・施設警備業務2級
・雑踏警備業務2級
・列車見張り(列車防護員)
・踏切監視員

これから警備員を目指す方や、現役で悩んでいる方に向けて「きついこともリアルに」分かりやすく発信していきます。

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