「交通誘導、施設、雑踏、機械警備なら、どれが合う?」
私は交通誘導・施設・雑踏・機械警備を経験し、現在は警備会社の管理側で配置や教育にも関わっています。
その立場で見ていると、警備員の向き不向きは「真面目か」「体力があるか」だけでは決まりません。
私が警備員に向いていないと思う人の一つが、「自分はもっと別のことができる」と潜在的に思い続けている人です。
向上心があること自体は悪くありません。警備の資格を取りたい、隊長や管理側を目指したい人は、むしろ警備の中で伸びる可能性があります。
問題は、仕事内容よりも「警備員として働いている自分」にずっと引っかかりが残る場合です。
そこでこの記事では、最初に警備という働き方そのものとの相性を診断し、警備でやっていけそうな人だけ、次に施設・交通誘導・雑踏・機械警備のどれが向いているかを診断します。
警備員の仕事内容や4つの警備業務を先に知りたい人は、警備員とは?仕事内容・種類・向いている人を現役目線で解説した記事も参考にしてください。
警備員に向いてない人は「警備員でいる自分」に納得できない人
警備員に向いていない人というと、「体力がない」「コミュニケーションが苦手」といった特徴がよく挙げられます。
でも私は、もっと根っこの部分に警備員として働く自分を受け入れられるかがあると思っています。
仕事にも給料にも大きな不満がないのに、「俺は本来ここにいる人間じゃない」「もっと別のことができるはず」という感覚が消えない。
こういう人は、警備の仕事ができないわけではなくても、長く続けるほどモヤモヤが大きくなることがあります。
逆に、「警備で働くこと自体には抵抗がない」「この仕事で資格を取るのもあり」「条件が合えば続けられる」と思えるなら、次に見るべきなのはどの警備業務が自分に合うかです。
ホンネちゃん警備の仕事が嫌なのか、
警備員をしてる自分が嫌なのか。ここ、けっこう違うのさ。
第1診断|そもそも警備という働き方が自分に合う?
まずは5問です。
これは心理テストではなく、私が現場と管理側で人を見てきた経験をもとにした簡易診断です。深く考えすぎず、今の自分に近いものを選んでください。
5問で、警備という働き方との相性を見ます。
第1診断の結果|警備以外の可能性も一度見た方がいいタイプ
警備員として働けないタイプという意味ではありません。
ただ、「自分はもっと別のことができる」「警備員を続けている自分に納得できない」という気持ちが強いなら、警備の中で無理に答えを探すより、外の選択肢も一度見た方がいいと思います。
特に、まだ転職するかどうかすら決めていないなら、いきなり求人へ応募するより「警備を続けるか、別の仕事へ進むか」から整理する方が合っています。
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もちろん、結果を見て「いや、警備そのものは別に嫌じゃない」と思ったなら、このまま第2診断へ進んでください。
管理側から見る「警備員に向いてる人」は技術より人間力が強い
現場だけでなく、配置や教育をする管理側になってから強く感じるのは、最初から警備が上手い人より、安心して仕事を任せられる人の方が長く使いやすいことです。
私の感覚では、技術より人間力の比重をかなり大きく見ています。
分からないことを素直に聞ける人
警備では、分からないことを自分の判断だけで処理する方が怖いです。
新人でも「ここはどうすればいいですか?」と聞ける人なら、教えながら任せられる範囲を増やせます。
指示やルールを勝手に変えない人
施設の出入管理、交通誘導の配置、鍵の管理など、警備には決められた手順があります。
「こっちの方が楽だから」と自己流へ変える人より、まず決められたやり方を守れる人の方が安心です。
注意されたあとに直せる人
一度ミスしただけで、警備員に向いていないとは思いません。
管理側で困るのは、注意された内容を直さず、同じことを繰り返す人です。ミスより、その後の行動を見ます。
時間を守れる人
警備員の遅刻は、自分一人が少し遅れるだけでは済まないことがあります。
交代勤務なら前の警備員が帰れず、現場によっては配置そのものに影響するため、時間を守れることはかなり大きいです。
家や車を預けても大丈夫だと思える人
私が人を見るときに考える基準の一つが、「この人に家と車を預けても大丈夫か」です。
施設警備や機械警備では実際にお客様の鍵を扱いますし、交通誘導でも社用車や資機材を任せる場面があります。
誘導棒を振る技術や現場ごとの動きは、あとから覚えられます。
信用できるか、注意を聞けるか、分からないことを確認できるか。このあたりは、管理側から見るとかなり大きな適性です。



上手いけど預けられない人より、
まだ下手でも預けられる人の方が育てやすいのよね。
第2診断|施設・交通誘導・雑踏・機械警備のどれが向いてる?
警備という働き方自体には大きな抵抗がなさそうなら、次はどの警備業務と相性がいいかを見ていきます。
同じ警備員でも、施設・交通誘導・雑踏・機械警備では、しんどい部分も求められる適性もかなり違います。
| 警備業務 | 向いている人 |
|---|---|
| 施設警備 | 決められたルールを守り、同じ仕事でも気を抜きにくい人 |
| 交通誘導警備 | 屋外環境に対応しながら、車や歩行者を同時に見られる人 |
| 雑踏警備 | 人混みの中でも落ち着いて案内できる人 |
| 機械警備 | 鍵を管理でき、小さな異常や違和感に気づける人 |
8問で、あなたに近い警備業務を診断します。
診断結果|あなたに向いている警備業務
施設警備向き|ルールを守って淡々と続けられる人
あなたは、施設警備に向いている可能性があります。
施設警備では、出入管理、受付、巡回、鍵の扱いなど、施設ごとのルールを守りながら仕事を続ける力が必要です。
「たぶん大丈夫」で勝手に省略せず、暇な時間でも仕事中の姿勢を大きく崩さない人は相性がいいでしょう。
施設警備が本当に楽なのか、どんな現場がきついのかは、施設警備は楽?きつい?を現役目線で解説した記事で詳しく書いています。
交通誘導警備向き|屋外で複数の動きを見られる人
あなたは、交通誘導警備に向いている可能性があります。
交通誘導は暑さ・寒さ・雨の影響を受けながら、車、歩行者、工事車両など複数の動きを確認する仕事です。
屋外の環境にある程度耐えられ、周囲を見ながら動く方が得意なら、交通誘導は現実的な選択肢になります。
実際のきつさや会社選びで確認したい条件は、交通誘導警備はきつい?を現役管理職が解説した記事でまとめています。
雑踏警備向き|人混みでも冷静に案内できる人
あなたは、雑踏警備に向いている可能性があります。
花火大会やイベントでは、大勢の人が一度に動く中で、短く分かりやすい案内を続ける必要があります。
大きな声を出しても気持ちは冷静に保ち、人の流れを見ながら対応できる人は雑踏警備と相性があります。
行きの車内は無言、帰りの車内は賑やか。私が経験した雑踏警備では、そんな日もありました。
人混みやクレーム対応を含めた現実は、雑踏警備はきつい?を本音で解説した記事で詳しく書いています。
機械警備向き|鍵を管理でき、小さな異常に気づける人
あなたは、機械警備に向いている可能性があります。
機械警備は一人で動く場面も多く、発報先で異常を確認したり、お客様から預かった鍵を扱ったりします。
私は外周点検で窓ガラスの小さな穴に気づき、実際の異常だった経験があります。
目立つ異常だけではなく、「いつもと少し違う」を拾える人は機械警備に向いています。
待機時間や真報対応を含めた働き方は、機械警備はきつい?楽?を経験者目線で解説した記事でまとめています。
体力がない・人見知りだけで「警備員に向いてない」とは決まらない
警備員の仕事は種類が広いので、一つ苦手なことがあるだけで警備全体に向いていないとは限りません。
暑さが苦手なら屋内中心の施設警備がありますし、人混みが苦手なら雑踏警備を避ける方法もあります。
逆に、交通誘導が合わなかった人が施設警備では続くこともあれば、その逆もあります。
「警備員に向いていない」のではなく、「今の警備業務や現場が合っていないだけ」というケースは分けて考えた方がいいです。
施設と交通誘導で迷っている人は、施設警備と交通誘導はどっちがきつい?を比較した記事も判断材料になります。
警備を選ぶなら、向いている業務を扱う会社を探す
第1診断で警備そのものへの抵抗が少なく、第2診断で合いそうな業務が見えたなら、次は求人の仕事内容を確認してみてください。
同じ警備会社でも、交通誘導中心、施設中心、イベント警備ありなど、扱う現場は違います。
最初から正社員で入るのが不安なら、週1日や休日だけなど、警備員バイトから試す方法もあります。
働き方の違いは、警備員バイトの働き方を解説した記事でまとめています。
まとめ|「警備が合うか」と「どの警備が合うか」は別で考える
警備員に向いているかを考えるときは、体力や性格だけで決めない方がいいです。
私が見てきた中では、まず警備員として働く自分に納得できるか。そのうえで、分からないことを聞ける、ルールを守れる、注意されたあとに直せるといった人間力が大きく影響します。
警備そのものに抵抗がないなら、次は自分に合う業務を選びます。
施設・交通誘導・雑踏・機械警備では、求められる適性も働き方もかなり違います。
「自分はもっと別のことができる」という気持ちが強いなら、警備だけに絞る必要はありません。
逆に警備で働くこと自体は気にならないなら、向いている現場を選ぶ方が話は早いです。
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最後に、仕事だけでなく
「彼女もほしい」と思っている方へ。
警備員は「モテない」より「出会いがない」?
私は警備員になってから、2回結婚しています。
でも、この仕事に就いてから新しく知り合った女性は、20年近くでたった1人。
その1人とは、アパレル時代の友人からの紹介。
警備業に関係しない出会いなんですよね。
私が恋愛で壁に感じたのは、
モテるかどうか以前に、そもそも出会いがない
ということです。



みんな「良い出会いがあれば」
って言うけどさ。
本当に出会いが無さすぎて
半分諦めちゃってるよね。
「彼女はほしい。でも、何から始めたらいい?」
そんな方に向けて、出会いの増やし方や身だしなみなど、私の経験を交えて紹介しています。










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