中卒の年収は低い?平均年収・初任給と年収576万円までの実体験

「中卒の平均年収って、どれくらい?」
「中卒の初任給や給料はやっぱり低い?」
「中卒でも年収500万円を超えられる?」

結論から言うと、中卒は仕事の入口では不利になりやすいですが、年収まで学歴だけで決まるわけではありません。

私は高校を中退し、約3年間ほとんど働かなかったあと、運送、レディースアパレル、警備の3業界で働きました。
最初の給料は日給8,000円や時給900円から始まり、現在の本業年収は総支給で約576万円です。

もちろん、最初から高収入だったわけではありません。
この記事では、公的統計から見える学歴別の賃金と、私自身の初任給から年収576万円までの実体験を分けて解説します。

目次

中卒の平均年収はいくら?「○万円」とは断言しにくい

「中卒の平均年収」を知りたい人は多いと思いますが、最新の公的統計から全国一律の数字を1つだけ出すのは簡単ではありません。

厚生労働省の2025年「賃金構造基本統計調査」では、一般労働者の所定内給与額は高校卒が月29万7,200円、大学卒が月39万6,300円でした。
一方、結果の概況では中学卒を単独の比較表に載せておらず、「学歴計」に中学卒が含まれる形になっています。

学歴2025年の所定内給与額
中学卒結果の概況では単独掲載なし
高校卒月29万7,200円
大学卒月39万6,300円

ここでいう所定内給与額は、残業代などを除いた税引前の月額です。
そのため、ネット上で見かける「中卒の平均年収○万円」と、そのまま比べられる数字でもありません。

厚生労働省の学歴別賃金を見ると、学歴による賃金差があるのは事実です。
ただし、実際の年収は業界、会社、勤続年数、役職、勤務日数、残業や賞与でも大きく変わります。

中卒で応募できる仕事そのものを知りたい人は、中卒でもできる仕事と就職先を実体験でまとめた記事も参考にしてください。

ホンネちゃん

学歴は入口で刺さる。
でも、入った後まで履歴書が給料を決め続けるわけじゃないのさ。

中卒の初任給は?私は日給8,000円・時給900円から始まった

中卒の「平均初任給」を一律に出すのも難しいので、ここは私自身の実額を出します。

仕事働き始めた頃の給料
運送日給約8,000円
レディースアパレル時給900円
警備日給約8,000円

これは当時の私の給料で、現在の相場や全国平均ではありません。
それでも、私自身は「中卒だから最初から高い給料をもらえた」という経歴ではないことは分かると思います。

そこからアパレルでは店長やエリアを任され、警備では管制、採用、教育、現場管理まで担当するようになりました。
私の場合、収入が伸びた転換点は学歴が変わったことではなく、担当できる仕事が増えたことです。

ホンネちゃん

いきなり高収入?
俺の序盤には、そんなボーナスステージなかったのさ。

私の本業年収は総支給で約576万円

現在の本業年収は、総支給で約576万円です。
ブログやアルバイトなどの副業収入は含みません。

収入金額の目安
毎月の総支給約43万円×12か月
賞与約30万円×年2回
本業の年収約576万円
副業収入含まない

中卒でも年収500万円は可能?私の場合は管理+現場で超えた

月43万円前後は、基本給だけの金額ではありません。
役職に関係する部分、残業代、現場勤務分を含む総支給額です。

賞与は年によって変わります。
年収576万円は、管理業務、残業、現場勤務を合わせた金額です。

勤務日数を増やせば、短期的には収入が増えます。
私も空いた時間に現場へ出ました。

しかし、勤務日数だけで収入を増やす方法には限界があります。
年収だけでなく、労働時間と休日も見る必要があります。

長く収入を伸ばすなら、担当業務を増やし、勤務日数だけに頼らない働き方へ変えていくことが必要です。

警備業界の給料構造や、年収500万円を超えるために私が行ったことは、警備員の給料と年収500万円の現実を解説した記事で詳しく紹介しています。

ホンネちゃん

管理職になったら576万円?
そんなきれいな話じゃないのさ。
管理も現場もやったパワープレイってワケ。

収入が伸びた理由は、担当業務が増えたから

収入が大きく伸びたのは、警備会社で管制を担当し、さらに採用、教育、現場管理まで関わるようになってからです。

警備員として現場へ出るだけだった頃より、会社の中で担当できる業務が増えました。
内勤の空いた時間には、現場勤務にも入っています。

年収が増えた主な理由は、資格手当ではなく担当業務の拡大です。
資格と現場経験を使い、管理や教育まで担当できるようになったことが収入につながりました。

私が取得した資格と、警備員指導教育責任者が内勤へ進む転換点になった経緯は、中卒でも取れる仕事関連資格を解説した記事で紹介しています。

中卒から収入を上げる現実的な4つの方法

中卒から収入を上げる方法は、資格取得だけではありません。
現実的な方法は、次の4つです。

  1. 勤務日数を増やす
  2. 担当業務を増やす
  3. 条件のよい会社や仕事へ移る
  4. 本業以外の収入源を作る

勤務日数を増やす

日給や時給で給料が決まる仕事なら、勤務日数を増やすのが最も早い方法です。
私も内勤業務に加えて、空いた時間に現場へ入りました。

収入は増えますが、体力と自由な時間を使います。
勤務日数を増やす方法は、短期的な収入アップとして考えた方がいいです。

担当業務を増やす

勤務日数だけに頼らず、会社の中で担当できる業務を増やします。

  • 新人へ仕事を教える
  • 現場責任者を担当する
  • 勤務する人を配置する
  • お客様との連絡や調整を行う
  • 事故やクレームへ対応する

自分の仕事だけでなく、人や現場を動かせるようになると、会社で担当できる範囲が広がります。
担当業務を増やせば、昇給交渉や転職で使える実績になります。

私が運送、アパレル、警備の3業界で管理する立場へ進んだ経緯は、中卒でも出世できるのかを実体験で解説した記事でお話ししています。

条件のよい会社や仕事へ移る

担当業務を増やしても、会社の給与水準が低ければ収入は伸びません。
今の会社で上がる見込みがないなら、ほかの会社や業界の求人を比べます。

月給だけでなく、基本給、残業代、固定残業代、賞与、昇給、休日、資格手当まで見てください。
月給が高くても、長時間勤務や休日の少なさを含めると、条件がよいとは言えない場合があります。

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本業以外の収入源を作る

本業の給料をすぐに上げられないなら、副業で収入を増やす方法があります。
アルバイト、フードデリバリー、ブログなども選択肢です。

アルバイトは、働いた時間に応じて収入を得やすい反面、休む時間が減ります。
ブログなどの自営は、収益が出るまで時間がかかります。

始める前に、勤務先の副業ルール、本業との勤務時間、体調、税金の手続きを調べてください。

今の状況に合う方法から始める

現在の状況次にできること
勤務日数を増やせる追加勤務や現場応援を会社へ聞く
今の会社で昇進を目指せる次に担当できる業務と評価条件を聞く
会社の給与水準が低い同業他社や別業界の求人を比べる
資格が仕事へつながる取得支援と資格を使える職場を調べる
本業だけでは足りないアルバイトや自営を含む副業を考える
仕事の方向性が分からない相談担当者と経歴や希望を整理する

最初から年収500万円を目標にする必要はありません。
まず月1万円増やすのか、正社員になるのか、役職を目指すのかを決めます。

中卒から正社員になれるか不安な人は、3業界でアルバイトから正社員として雇用された実体験も読んでみてください。

まとめ|中卒の年収は学歴だけでは決まらない

2025年の厚生労働省「賃金構造基本統計調査」では、高校卒と大学卒で所定内給与額に差があります。
一方、結果の概況では中学卒の平均年収をそのまま示す数字は掲載されていません。

私自身は、運送の日給約8,000円、アパレルの時給900円、警備の日給約8,000円から始まり、現在の本業年収は約576万円です。

収入を上げる方法は、勤務日数を増やす、担当業務を増やす、条件のよい会社へ移る、副業を始めるの4つです。
特に長期では、働く日数だけでなく「任せられる仕事」を増やす方が収入を伸ばしやすくなります。

中卒という学歴は変わりません。
でも、働き方、役割、会社、収入源は変えられます。

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この記事を書いた人

中卒・約3年ほぼ無職から、運送、レディースアパレルを経て警備員へ。
現在は警備会社の管理職として、現場・管制・新人教育などに携わっています。

警備員指導教育責任者1・2号、交通・施設・雑踏警備2級などを保有。

恋愛では、結婚・離婚・再婚も経験しました。

『こんな俺でも大丈夫だったんだから、みんな大丈夫。』

そんなスタンスで、警備の仕事、中卒・低学歴の生き方、男性の恋愛・結婚を実体験ベースで発信しています。

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