中卒でも出世できる?3つの業界で管理職を任された体験談

「中卒でも管理職になれる?」
「学歴が低いと、出世や昇進は難しい?」
「仕事を続けても、学歴で上へ進めないのでは?」

中卒でも、働き始めたあとの評価によって、管理する立場へ進むことはできます。
私は運送会社で現場リーダー、レディースアパレルでマネージャーとエリアマネージャーを経験しました。
現在の警備会社では、現場勤務に加えて管理や教育にも関わっています。

運送、アパレル、警備のどの会社でも、中卒を理由に昇進で不利だと感じたことはありません。

特に出世へつながったと感じるのは、自分の役割を引き継げる人を育てたことです。
自分だけが仕事をできる状態では、管理する範囲を広げられません。

この記事では、正式な役職としての管理職だけでなく、現場リーダーや、隊員の配置・管理・教育を任される立場も含めてお話しします。

目次

  【警備員の真夏対策】

真夏の警備は、本当に過酷です。
警備員は制服の関係で、暑くても簡単に服装を変えられません。

暑さでダウンしてしまう前に
『制服の下に着られる薄手のペルチェベスト』
などで、少しでも身体を冷やしてあげてください。

今年の夏も、無理だけはしないでくださいね。

  👇制服の下に着られるモデルはこちら👇

中卒でも管理職や現場リーダーにはなれる

少なくとも私が働いた3業界では、学歴を理由に昇進を断られた経験はありません。

ただし、真面目に働けば、誰でも管理職になれるという話ではないです。
会社の昇進制度、役職の空き、評価基準、本人の適性によって結果は変わります。

働き始めたあとは、学歴以外にも次のような部分を見てもらえます。

  • 自分の仕事へ責任を持てるか
  • 周囲と協力して仕事を進められるか
  • 問題が起きたときに対応できるか
  • 人へ仕事を教えられるか

私も最初から管理する側として採用されたわけではありません。
3業界すべてでアルバイトとして現場へ入り、仕事を覚える中で任される範囲が広がりました。

アルバイトから正社員になるまでの経緯は、中卒でも正社員になれるのかを実体験で解説した記事で詳しくお話ししています。

ホンネちゃん

学歴は変わらない。
でも、働き始めたあとの評価材料は増やせるんだよね。

3業界で管理する立場を任されるまでの経歴

私が任された立場と、主な仕事をまとめると次のとおりです。

業界任された立場主な仕事
運送現場リーダー積み込み、作業の段取り、メンバーへの指示、お客様対応
レディースアパレルマネージャー(店長)・エリアマネージャー店舗運営、売上管理、採用、教育、メーカー交渉
警備管制・管理・教育担当隊員配置、現場管理、採用、資格指導、新任・現任教育

どの業界でも、最初は現場の仕事を自分で覚えるところから始まりました。

運送会社では、家具配送と単身引越しの現場リーダーを任された

高校中退後、約3年間ほとんど働かなかった私が最初に入ったのは、母親から紹介された運送会社です。
アルバイトとして働き始めたあと、正社員として雇用されました。

担当したのは、家具配送と単身引越しです。
荷物の積み込み、配送順や作業の段取り、メンバーへの指示、お客様への説明、事故や破損が起きたときの対応まで行いました。

家具を傷つけずに運び、決められた時間内に作業を終えるには、力だけでなく段取りも必要です。
一通りの仕事を自分でできるようになり、最後は現場リーダーを任されました。

人手が必要な日は、会社の了承を得て、友人に日雇いスタッフとして応援へ来てもらうこともありました。
私が紹介した友人なら、面接なしで現場へ入れることもあり、一緒に働けるのが楽しかったです。

無職だった頃から運送会社で働き始めるまでの経緯は、中卒ニート・引きこもりから社会復帰した実体験で詳しく書いています。

レディースアパレルでは、店長からエリアマネージャーまで進んだ

運送会社を辞めたあとは、レディースアパレルへアルバイトとして入りました。
その後、正社員として雇用され、平社員、サブマネージャー、店長にあたるマネージャー、エリアマネージャーと進みました。

店舗運営、売上管理、スタッフ教育、シフト作成、在庫管理、採用、店内レイアウトなどを担当しました。
商品の値下げ、いわゆるマークダウンや、それに伴うメーカーとの交渉も行いました。

最終的にエリアマネージャーとして、ギャル系店舗と、比較的価格帯の高いブランド系店舗の2店舗を管理しました。
レディースアパレルでは、20歳ごろから27歳ごろまで働いています。

警備では、現場隊員から管制・管理・教育へ進んだ

警備会社へ入ったときも、最初はアルバイトの現場隊員でした。
結婚することになったため、自分から正社員として雇用してほしいと会社へお願いしました。

正社員になったあとも、数年間は現場隊員として勤務しました。
機械警備、交通誘導警備、雑踏警備、施設警備、列車見張りを経験しています。

勤務を続けながら、交通誘導警備業務2級、雑踏警備業務2級、施設警備業務2級を取得しました。

その後、内勤者が一人辞めることになったとき、会社から、隊員の配置や現場調整を行う「管制」の仕事をやらないかと声をかけられました。
これが、警備の管理側へ進んだきっかけです。

管制へ入ったあとに、警備員指導教育責任者1号と警備員指導教育責任者2号を取得しました。
現在は現場勤務に加え、採用、隊員配置、現場管理、資格指導、新任教育、現任教育などを担当しています。

警備員の採用条件が気になる人は、警備員は誰でも受かるのかを採用側から解説した記事も確認してください。

管理する立場へ進むための2つの土台

私が3業界で共通して大切だと感じたのは、自分の仕事に自信と誇りを持つことと、仕事を進められる人間関係を作ることです。

自分の仕事に自信と誇りを持つ

自信と誇りを持つとは、自分が一番仕事のできる人間だと思い込むことではありません。

任された仕事の意味を理解し、雑に済ませず、より良い方法を考えることです。
分からないことは教えてもらい、失敗したときは次に同じことを起こさないようにします。

運送なら荷物を安全に届ける。
アパレルなら、お客様と店舗に合った売り場を作る。
警備なら、事故を防いで現場を安全に進める。

仕事内容が違っても、「自分がやっている仕事には意味がある」という気持ちは共通していました。

仕事を進められる人間関係を作る

管理する側は、現場のメンバー、スタッフ、取引先、お客様など、立場の異なる人と関わります。

全員と仲良くなる必要はありません。
必要な報告や相談ができ、意見が違っても一緒に仕事を進められる関係が必要です。

現在の警備会社で隊員を配置するときも、仕事の技術だけでは判断しません。
周囲と協力し、良好な関係を作れるかも重視しています。

出世のコツは、自分の役割を引き継げる人を育てること

出世というと、上にいる人を追い越したり、誰かを蹴落としたりするイメージを持つ人もいます。
私は逆だと考えています。

自分の役割を引き継げる人を育て、自分が抜けても現場が回る状態を作る。
その結果として、自分も次の役割へ進めるようになります。

自分だけで仕事を抱えるのではなく、役割を任せられる人を増やし、チーム全体を強くするイメージです。

ホンネちゃん

上を蹴落とすんじゃない。
自分の役割を任せられる人が育てば、自分も次へ進めるんだよね。

アパレルでは、人を育てるたびに次の役割へ進んだ

レディースアパレルで平社員だった頃は、まず自分と同じ仕事ができるスタッフを育てました。
その人へ仕事を任せられるようになり、私はサブマネージャーへ進みました。

次は、サブマネージャーの役割を任せられる人を育て、自分がマネージャーへ進みます。

さらに、サブマネージャーをマネージャーの仕事を任せられるレベルまで育てると、元の店舗を任せられるようになりました。
その結果、私は新しい店舗にも関わり、エリアマネージャーとして2店舗を見る立場へ進みました。

後輩やスタッフが成長すれば、本人が任される仕事も増え、チーム全体でより多くの仕事を進められます。
人を育てることは、自分の出世だけを目的にしたものではありません。

自分にしかできない仕事を抱えると、次へ進めない

「自分がいなければ仕事が回らない」と思われることを、評価だと考える人もいます。
しかし、本当に一人へ仕事が集中すると、会社はその人を現在の場所から動かしにくくなります。

管理する側に必要なのは、自分が一番多くの仕事を抱えることではありません。
手順や判断基準を共有し、ほかの人も動ける状態を作ることです。

自分の責任を放棄するという意味ではありません。
判断できる人を増やし、特定の一人だけに仕事が集中しないようにします。

出世するには、自分が抜けられない人になるのではなく、自分が抜けても回る仕事を作る。
これが、アパレルでエリアマネージャーまで進んだ経験から学んだことです。

管理職を目指す前に、その仕事を続けられるか考える

運送、レディースアパレル、警備のどれも、最初から管理する立場を目指して入ったわけではありません。
まず現場の仕事を覚え、続ける中で役割が広がりました。

昇進制度が整っていても、仕事内容が合わず短期間で辞めれば、制度を利用するところまで進めません。
最初に考えたいのは、自分がその仕事を続けられそうかどうかです。

入社したあとに、現場から役職者へ進んだ人がいるか、どのような働き方が評価されるかを確認すればいいです。
働き続けても役割や待遇が変わらず、今後の道も示されない場合は、別の会社を検討する方法もあります。

管理する立場で得た自信と、増えた責任

中卒の自分にも自信を持てた

管理する立場を任されてよかったのは、中卒の自分にも自信を持てたことです。

高校を中退し、その後は約3年間ほとんど働いていませんでした。
そこから現場リーダー、マネージャー、エリアマネージャー、警備の管理・教育まで経験し、自分への見方が変わりました。

仕事を任され、周囲から頼られる経験が増えたことで、自信を持てるようになりました。

役職が上がるほど責任は重くなる

管理する側になると、自分の仕事だけを考えればよいわけではありません。
スタッフのミス、売上、事故、クレーム、人員配置、教育などにも対応します。

自分の判断が周囲へ影響するため、任される仕事が増えることはうれしい反面、責任が重くなるのは大変です。

ホンネちゃん

役職が付くと、偉くなるというより、
逃げられない仕事が増えるんだよね。

今の会社で先が見えないときの考え方

今の会社で昇進できないという理由だけなら、まずは社内の評価制度や、これまでの経験を生かせる正社員求人を確認する方が自然です。

ただし、役職に就くことだけが正解ではありません。
現場の仕事が好きなら、技術や資格を高めながら続ける道もあります。

今の経験をどう生かすか迷うなら、方向性を相談する

今の会社で上を目指すか、別の業界へ進むか迷っている人は、キャリア相談サービスの担当者へ話してみる方法があります。

これまでの管理・教育経験をどう生かすか、役職に就くことが自分に合っているかを整理するために使います。

サービスによって対象年齢、対応地域、相談できる内容は異なります。
申し込む前に、自分が対象になるか確認してください。

仕事選びの方向性を相談する

転職するか迷っている人へ

サクキャリマッチでは、
『今の仕事を続けるか、別の仕事へ進むか』
を含めて、今後の働き方を無料で相談できます。

警備を辞めたいけど
『次に何をすればいいか分からない』
という人が、求人へ応募する前に考えを整理したいときに使えるサービスです。

👇転職を決めていなくてもOK!

今の仕事自体が合わないなら、別業界の学歴不問求人を確認する

今の業界そのものを離れ、別の仕事で経験を作り直したい人は、学歴不問・未経験可の求人を確認する方法もあります。

ワークスタッフナビでは、製造、物流、軽作業、販売、配送などの派遣求人を確認できます。
地域の学歴不問求人や寮付き求人を探したい人にも使えるサービスです。

派遣から管理職や正社員になれると保証するサービスではありません。
給料、勤務時間、寮費、仕事内容などは求人ごとに異なるため、応募前に詳しい条件を確認してください。

学歴不問・未経験可の求人を確認する

未経験から始められる仕事を探したい人へ

ワークスタッフナビでは
『工場・製造・軽作業・物流・事務・清掃・配送』
など、幅広い職種の派遣求人を探せます。
今の仕事を辞めるかまだ決めていない人も、まずは自分の地域で募集されている仕事を確認できます。

👇履歴書なしでカンタン登録はコチラ

まとめ|中卒でも、人を育てる力は次の役割につながる

私は運送で現場リーダー、レディースアパレルでマネージャーとエリアマネージャーを経験しました。
現在は警備の現場・管理・教育に関わっています。

3業界では、中卒を理由に昇進で不利だと感じませんでした。
管理する側へ進むために必要だったのは、仕事への責任、自信と誇り、良好な人間関係、そして役割を引き継げる人を育てる力です。

出世は、上にいる人を蹴落とすことではありません。
自分の役割を任せられる人を育て、チームが自分抜きでも動ける状態を作る。
その積み重ねが、私を次の役割へ進ませました。

中卒という学歴は変わっていません。
変わったのは、仕事を任され、人を育て、責任を引き受けた経験が増えたことです。

空調服を着られない警備員へ

真夏の警備は、本当に過酷です。
炎天下やアスファルトの照り返しの中でも、警備員は決められた制服を着て仕事をしなければなりません。

最近は空調服を支給する警備会社も増えてきました。
ただ、会社や現場によっては、空調服タイプの制服が用意されていなかったり、自由に着用できなかったりすることもあります。

「制服を変えられない警備員でも、何かできる暑さ対策はないか」

私もずっと考えた結果、たどり着いたのが、薄手のペルチェベストを制服の下に着る方法です。

インナーとして着用できる薄手のタイプなら、外から見える警備制服を大きく変えずに、冷却プレートで身体を冷やせます。
商品によっては、空調服と組み合わせて使いやすいものもあります。

もちろん、ペルチェベストを着れば熱中症にならないわけではありません。
水分や塩分の補給、こまめな休憩、体調が悪いときの早めの申告も必要です。

それでも、毎年気合いだけで猛暑に耐えるより、身体を冷やせる装備をひとつ持っておく方が安心です。

空調服を着られない現場で働いている人は、制服の下から冷やすという方法も一度チェックしてみてください。

今年の夏も、無理だけはしないでくださいね。ご安全に!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

現役警備員として働きながら、警備業界のリアルを発信しています。
交通誘導・施設・雑踏警備を経験し、現在は管理職として現場と人材育成に携わっています。

保有資格:
・警備員指導教育責任者(1号・2号)
・交通誘導警備業務2級
・施設警備業務2級
・雑踏警備業務2級
・列車見張り(列車防護員)
・踏切監視員

これから警備員を目指す方や、現役で悩んでいる方に向けて「きついこともリアルに」分かりやすく発信していきます。

コメント

コメントする

目次