「警備員にはやばい人が多い?」
「変な人と一緒の現場になったらどうする?」
「人間関係がきつそうで、警備員になるのが不安」
私は長く警備業界で働いていますが、実際に「この人はちょっと危ないな」「一緒の現場だと困るな」と感じる人には出会ってきました。
今は現場だけでなく、社内の管理や教育にも関わっています。
この記事でいう「やばい人」は、周囲へ実害が出る行動を繰り返す人です。
遅刻や無断欠勤、指示無視、ミスの隠蔽、高圧的な対応などを指します。
この記事では、現場と管理側の両方を経験してきた立場から、実際に困る警備員の特徴と、同僚になったときの対処法をお話しします。
警備員同士の付き合い方全般については、警備員の人間関係のリアルでも詳しく解説しています。
結論|警備員に「やばい人」はいる。でもミスする人とは違う
長く警備業界で働いていれば、関わると困る人に出会うことはあります。
私が問題だと見るのは、一度の失敗ではなく、周囲へ迷惑や危険を出す行動を繰り返しても直そうとしない人です。
現場や会社が本当に困る「やばい警備員」の特徴
警備会社で働いていると、性格の合う・合わない以上に「これは仕事として困る」という行動があります。
私が現場や管理側で特に問題だと感じるのは、次のような人です。
遅刻・無断欠勤を繰り返す人
警備の仕事で遅刻や無断欠勤を繰り返す人は、かなり困ります。
警備は決められた人数を現場へ配置して仕事をするため、一人来ないだけでも、その穴を誰かが埋めなければいけません。
急に来なくなれば、会社側は代わりに現場へ行ける人を探すことになります。
一緒に働く隊員にも負担がかかるので、「本人が遅刻しただけ」では終わりません。
ホンネちゃん一人来なくても、現場の必要人数は勝手に減ってくれないってワケ。
指示を聞かず、自分の判断だけで動く人
自分で考えて動くこと自体は悪くありません。
問題なのは、現場で決めたやり方や隊長からの指示を無視して、自分だけ別の動きをすることです。
交通誘導なら、相方と動きを合わせる仕事もあります。
施設警備でも、現場ごとのルールや決められた対応があります。
「自分はこう思うから」で勝手に変えれば、周囲がその動きを予測できません。
経験が長いことと、何をしてもいいことは別です。
周囲と合わせる必要がある仕事で、一人だけ好き勝手に動く人は現場で扱いにくくなります。
ミスを隠す・人のせいにする人
私は、ミスそのものよりミスしたあとの行動を見ます。
きちんと報告してもらえれば、状況を確認して指導や教育につなげられます。
困るのは、ミスを隠す、話を変える、人のせいにする、同じ問題を繰り返す人です。
事故やクレームが起きたときに事実が分からなければ、会社側も正しい対応ができません。
「ミスした人」より、「ミスと向き合わない人」の方が私は怖いです。
相手を従わせようとして高圧的になる人
警備員の仕事をしていると、自分が相手を従わせる立場だと勘違いしたような対応をする人がいます。
必要以上に強い口調で注意したり、相手が思いどおりに動かないだけで威圧的になったりするタイプです。
たとえば、歩行者に強引な止まり方を求めたり、交通誘導でこちらの合図どおりに動かない車へ怒ったりする場面です。
相手にも事情がありますし、こちらの合図が伝わっていない場合もあります。
こういうときに「なんで言うことを聞かないんだ」と感情的になれば、余計なトラブルやクレームを作ります。
警備員は相手とケンカするために立っているわけではありません。



強く言えば全部解決するなら、クレーム対応はもっと楽なのよね。
相手が嫌がっているのに距離を詰める人
連絡先をしつこく聞いたり、プライベートへ踏み込みすぎたりする人もいます。
仲良くなろうとすること自体ではなく、相手が嫌がっているのに続けることが問題です。
警備現場では、同じ人と長時間一緒になることもあります。
だからこそ、相手が距離を取りたがっているなら、それ以上踏み込まない方がいいです。
自分だけ楽をしようとする人
面倒な仕事をほかの人へ押し付け、自分だけ楽な場所へ行こうとする人も現場では嫌われます。
一回だけなら事情があるかもしれませんが、それを繰り返せば周囲は気づきます。
警備は一人で完結する仕事ばかりではありません。
誰か一人だけが楽をし続ければ、その分を別の人が負担することになります。
ミスをする警備員=やばい人ではない
ここは、管理側としてかなり分けて考えています。
一度のミスだけで、その人を「やばい警備員」とは判断しません。
事故やクレームがあれば、まず何が起きたのかを確認します。
本人だけでなく必要な相手からも話を聞き、事実を整理したうえで指導や教育につなげます。
失敗しても、きちんと報告し、指導されたことを直せる人なら改善できます。
問題になるのは、隠す、嘘をつく、責任から逃げる、同じ問題を繰り返すことです。
私は、完璧な警備員より失敗したときにちゃんと報告できる警備員の方が信用できます。
やばい同僚に当たったら、一人で解決しようとしなくていい
一緒の現場になった人が明らかに合わない、何度もトラブルを起こす、こちらへ絡んでくる。
そんなときに、自分一人で相手を変えようとする必要はありません。
仕事に必要な距離だけ取る
無理に仲良くなる必要はありません。
業務上必要な会話はする。それ以外は必要以上に踏み込まない。
まずはそれで十分です。
相手が面倒だからといって業務連絡まで無視すると、今度はこちらの仕事に問題が出ます。
嫌いでも仕事は仕事として分けます。
トラブルになった内容は記録する
同じ問題が続くなら、いつ、どこで、何があったのかをメモしておくと会社へ相談しやすくなります。
「あの人なんとなく嫌です」より、具体的な出来事があった方が状況を確認できます。
隊長や上司、会社へ相談する
自分だけでは処理できない問題なら、隊長や上司、会社へ相談してください。
相談するときは、「嫌いだから何とかして」ではなく、具体的に何が起きていて、仕事へどう影響しているのかを伝える方が話は進みやすいです。
改善しないなら現場変更も相談する
人間関係がどうしても合わない場合、現場を変えるだけで状況が変わることもあります。
警備会社は複数の現場を持っていることがあるので、異動できる余地があるなら相談する方法もあります。
やばい人より、会社がどう対応するかを見た方がいい
私なら、一人の問題行動だけでなく、会社がその後どう対応するかを見ます。
遅刻や無断欠勤を繰り返しても放置する。
何度トラブルになっても誰も話を聞かない。
相談しても「我慢して」で終わる。
こういう状態なら、一人の警備員だけではなく、会社側の対応も含めて考えた方がいいです。
逆に、問題が起きたときに話を聞き、指導や配置の調整をしてくれる会社なら、同じ人とずっと我慢して働く必要はありません。
これから警備会社を探す人は、求人条件だけでなく会社を見るポイントも知っておくと判断しやすくなります。
警備会社の選び方と失敗しないポイントで詳しくまとめています。
警備の仕事は嫌いじゃないなら、会社だけ変える方法もある
「警備の仕事自体は嫌いじゃない。でも今の人間関係がもう無理」という人なら、警備業界そのものを辞める前に会社を変える方法もあります。
会社が変われば、上司も管制も同僚も、担当する現場も変わります。
これまでの警備経験や資格を使いながら、環境だけ変えられる場合もあります。
警備会社から別の警備会社へ転職する場合のメリットや注意点も参考にしてください。
まとめ|やばい人がいるかより、会社の対応を見る
警備業界には、遅刻や無断欠勤、指示無視、ミス隠し、高圧的な対応など、周囲へ実害が出る行動をする人もいます。
一方、一度失敗しただけで「やばい人」と判断する必要はありません。
問題なのは、ミスを隠す、同じことを繰り返す、指摘されても直そうとしないことです。
同僚だけで抱え込まず、トラブルの内容を記録して、隊長や上司、会社へ相談してください。
職場を見るなら、「やばい人がいるか」より、問題が起きたときに会社がどう対応するかを見る方が大切です。
相談しても何も変わらず、自分だけが我慢し続けるなら、現場や会社を変えることも考えてください。








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