警備員指導教育責任者の合格率は?落ちる人の特徴と合格のコツを現役が解説

「警備員指導教育責任者の合格率ってどれくらいなの?」

「講習を受ければ受かるのかな」

「合格するコツや勉強方法を知りたい」

そんな不安がある人もいると思います。

先に言うと、警備員指導教育責任者の全国共通の公式合格率は、はっきり断定しにくいです。

都道府県、実施回、警備業務の区分、受講者の準備状況によって変わります。

ただし、合格基準ははっきりしています。

修了考査は80%以上で合格です。

新規取得講習なら5枝択一式40問なので、40問中32問以上が一つの目安になります。

私の体感では、1号の時は真面目に受講していれば受かる感覚がありました。

一方で、2号の時は講習を聞くだけでなく、問題集までやっておかないと危なかったかもしれません。

この記事では、警備員指導教育責任者の合格率、合格基準、落ちる人の特徴、そして私が実際に感じた合格のコツを、現役警備員の目線で本音で解説します。

警備員指導教育責任者そのものを先に知りたい人は、「警備員指導教育責任者とは?講習・合格率・求人・年収まで現役が解説」も参考にしてください。

目次

警備員指導教育責任者の合格率は公式には断定しにくい

警備員指導教育責任者の合格率を調べる人は多いです。

ただ、全国共通の公式合格率として「何%です」と断定するのは難しいです。

ネット上では「7〜9割程度」と説明されることもありますが、都道府県や実施回、受講者の準備状況によって変わります。

なので、合格率の数字だけを信じすぎない方がいいと思います。

合格率よりも、まず見ておきたいのは合格基準です。

警備員指導教育責任者の修了考査は、80%以上で合格です。

つまり、合格率の数字を見て安心するより、自分が80%ラインを超える準備をできているかを見る方が大事です。

合格基準は80%以上|新規は40問中32問が目安

警備員指導教育責任者の修了考査は、新規取得講習と追加取得講習で問題数が違います。

スクロールできます
講習の種類問題形式問題数試験時間合格基準
新規取得講習5枝択一式40問100分80%以上
追加取得講習5枝択一式14問35分80%以上

新規取得講習なら40問中32問以上が一つの目安です。

追加取得講習は14問なので、問題数が少ないぶん、1問の重みも大きく感じます。

80%と聞くと、交通誘導2級などの90%ラインより楽に見えるかもしれません。

でも、油断はしない方がいいです。

指導教育責任者講習は実技がありません。

そのぶん、修了考査でしっかり点を取らないといけません。

私の体感では1号と2号で難しさが違いました

私の場合は、先に2号の指導教育責任者を取り、その後に1号を追加講習で取得しました。

あくまで私が受けた時の体感ですが、1号の時は同じ回の受講者が全員合格していました。

一方で、2号の時は6〜7割くらいの合格だった記憶があります。

もちろん、これは全国共通の合格率ではありません。

都道府県、実施回、区分、受講者の準備状況によって変わります。

ただ、私の感覚では、1号は真面目に受講していれば合格しやすい印象でした。

2号は、講習を聞くだけでなく、問題集で出題の形に慣れておかないと危なかったかもしれません。

交通誘導や雑踏警備の現場経験があっても、それだけで安心できる試験ではありませんでした。

追加講習は日数が少ないぶん、気持ちは楽ではありません

追加講習は、新規取得講習より日数が少ないです。

そのため、「追加だから楽そう」と思う人もいるかもしれません。

でも、私の感覚では、追加講習の方が気分的には緊張しました。

日数が少ないぶん、短い時間で必要な内容を押さえる必要があります。

講習の空気そのものは大きく変わりませんが、短期集中で受ける講習だと考えた方がいいですね。

追加取得講習だからといって、気持ちまで軽くしていいわけではありません。

落ちる人の特徴|講習を聞くだけで安心してしまう

警備員指導教育責任者講習で落ちる人の特徴を、私は正確に知っているわけではありません。

ただ、体感として危ないと思うのは、講習を聞くだけで安心してしまう人です。

指導教育責任者講習は、実技がありません。

これは楽に見えるかもしれませんが、逆に怖い部分でもあります。

交通誘導2級などの検定なら、実技練習で周りの動きが見えます。

「あの人はかなり練習しているな」
「あの人は声が出ていないな」
「自分ももっとやらないとまずいな」

こういう空気が見えるんですよね。

でも、指導教育責任者は座学中心です。

周りの人がどれくらい自習しているのか、どこまで問題集をやっているのかが見えにくいです。

だからこそ、「講習を受ければ受かるだろう」と舐めていると危ないと思います。

実技がないから楽、ではありません。

実技で挽回できないぶん、勉強で80%ラインを超える資格です。

合格のコツは自習です|実技がないぶん勉強で勝つ

指導教育責任者講習で一番大事なのは、自習です。

講習を真面目に聞くことは大前提ですが、それだけでは安心できません。

講習で使う教科書を見直す。
問題集で出題形式に慣れる。
分からないところを潰しておく。

この積み重ねが大事です。

交通誘導2級などの検定と違って、指導教育責任者には実技がありません。

そのぶん、机の上で点を取りに行く必要があります。

マジで勉強を頑張る。

結局、これが大正解だと思います。

問題集は最初から買った方がいい

私自身、2号の指導教育責任者講習では、試験前日に嫌な予感がして、急遽問題集を買いました。

これが大正解でした。

講習を真面目に聞いていても、修了考査でどういう形で問われるのかに慣れていないと、意外と迷います。

問題集をやることで、知識そのものだけでなく、出題の形に慣れることができます。

2号の時は、特定の分野だけではなく、全体的に問題集をやっておいて良かったと感じました。

指導教育責任者の修了考査は、80%以上で合格です。

このラインで怖いのは、

「あと1問正解だったら合格だったのに」

という落ち方です。

問題集は、満点を狙うためだけのものではありません。

ギリギリ不合格を避けるための保険でもあります。

講習を受ける人は、最初から問題集を買っておいた方がいいと思います。

会社が受けさせるなら、問題集もセットで用意した方がいい

会社が指導教育責任者講習を受けさせるなら、問題集は最初から用意してあげた方がいいです。

これは本人のためだけではありません。会社のためでもあります。

指導教育責任者講習は、受講料もかかります。

さらに、受講者は数日間、業務から外れます。

それで不合格になると、本人も会社もかなり痛いです。

問題集代を惜しむより、最初から講習教科書と問題集で準備した方が、合格率は間違いなく上がると思います。

社内で指導教育責任者を取る人がいるなら、問題集もセットで渡してあげてください。

本人も助かりますし、会社としてもかなり安全です。

法令集より問題集|法令集は辞書として使う

私の感覚では、指導教育責任者講習の合格対策は、法令集より問題集です。

私は法令集を用意してもらいましたが、正直に言うと、試験対策としてはあまり役に立った感覚がありません。

もちろん、法令集が不要という意味ではありません。

実務で法令を確認する資料としては大事です。

ただ、修了考査に合格するための勉強としては、最初から法令集を読み込むより、講習教科書と問題集を中心にした方が現実的です。

法令集は立派です。

でも、最初から丸読みしようとすると、かなり難しいです。

私も実際に読もうとしましたが、難しすぎて逆に分からなくなりました。

もし法令集ばかり読んでいたら、多分落ちていたと思います。

問題集で出る形に慣れて、分からない条文や用語が出てきた時に法令集で確認する。

そのくらいの使い方がちょうどいいです。

法令集は、主教材というより辞書。

受験勉強の主戦場は、講習教科書と問題集です。

講習中は講師が強調したところにマーカーを引く

講習中は、ただ座って聞くだけではなく、講師が強調したところを必ずチェックしておいた方がいいです。

私が受けた時も、出やすい傾向のところは講師が強調して説明してくれました。

そこにマーカーを引いて、あとで読み返す。

これだけでも、自習の効率はかなり変わります。

講習の教科書は範囲が広いです。

全部を同じ熱量で覚えようとすると、かなりしんどいと思います。

まずは、講師が強調した部分を中心に見直す。

そのあと問題集で、実際にどう問われるのかを確認する。

この流れが、かなり現実的です。

警備員指導教育責任者に落ちないための勉強手順

私が考える、警備員指導教育責任者の勉強手順はシンプルです。

  1. 講習を真面目に聞く
  2. 講師が強調したところにマーカーを引く
  3. 講習後に教科書を見直す
  4. 問題集で出題形式に慣れる
  5. 間違えた部分を教科書で確認する
  6. 分からない法令や用語だけ、法令集で確認する

大事なのは、講習を受けたあとに何をするかです。

講習を聞いて終わりにしない。

問題集をやって、出題の形に慣れる。

間違えたところを放置しない。

この流れを作るだけで、かなり安心感は変わります。

指導教育責任者は、実技で見せる資格ではありません。

だからこそ、机の上で点を取りに行く準備が必要です。

まとめ|合格率より80%ラインを超える準備が大事です

警備員指導教育責任者の合格率は、全国共通の公式数字としては断定しにくいです。

ネット上では7〜9割程度と説明されることもありますが、都道府県、実施回、区分、受講者の準備状況によって変わります。

だからこそ、合格率の数字だけを見て安心しない方がいいです。

大事なのは、80%以上という合格基準を超える準備をすることです。

新規取得講習なら40問中32問以上が一つの目安になります。

私の体感では、1号は真面目に受講していれば合格しやすい印象でした。

一方で、2号は講習を聞くだけでなく、問題集までやっておいて良かったと強く感じています。

指導教育責任者の勉強で一番大事なのは、自習です。

講習を聞く。
教科書を見直す。
問題集で出題形式に慣れる。
分からないところを潰す。

法令集は、最初から丸読みするより、分からない部分を確認する辞書として使う。

この流れが、かなり現実的です。

「あと1問だったのに」とならないように、最初から問題集まで用意しておきましょう。

警備員指導教育責任者は、講習を受ければ自動で受かる資格ではありません。

でも、きちんと準備すれば十分に狙える資格です。

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この記事を書いた人

現役警備員として働きながら、警備業界のリアルを発信しています。
交通誘導・施設・雑踏警備を経験し、現在は管理職として現場と人材育成に携わっています。

保有資格:
・警備員指導教育責任者(1号・2号)
・交通誘導警備業務2級
・施設警備業務2級
・雑踏警備業務2級
・列車見張り(列車防護員)
・踏切監視員

これから警備員を目指す方や、現役で悩んでいる方に向けて「きついこともリアルに」分かりやすく発信していきます。

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