「警備員バイトって、やっぱりきついの?」
「立ってるだけに見えるけど、本当はしんどい?」
「夜勤なら稼げるって聞くけど、実際どうなの?」
警備員バイトを考えている人は、たぶんこのあたりが気になっていると思います。
先に言います。
警備員バイトは、楽な仕事ではありません。
夏の日勤は、まごうことなき焦熱地獄。
冬の夜勤は、街中なのに遭難寸前。
雨の日は、疑似滝修行。
「立っているだけで楽そう」と思って入ると、かなり面食らいます。
ただ、その一方で、条件を選べばかなり割に合うバイトになるのも事実です。
短時間で終わっても日当が出る現場。
夜勤で効率よく稼げる現場。
週1日や土日だけでも続けやすい会社。
こういう当たり方をすると、「これで日給出るの!?」という現場もあります。
私は現役で警備の仕事をしながら、管制や教育、隊員ケアにも関わっています。
その立場から見ると、警備員バイトは仕事そのものが全部きついというより、現場差と会社差がかなり大きい仕事です。
この記事では、警備員バイトがきついと言われる理由、実際にあった地獄現場、意外とラクな現場、割に合う働き方まで、現場目線で本音で話します。
警備員バイトがきついかどうかを判断する前に、仕事内容・給料・週1日・夜勤・日払いなどの全体像を知っておくと、かなりミスマッチを減らせます。
警備員バイト全体の働き方を先に確認したい人は、こちらの警備員バイトの仕事内容・給料・働き方をまとめた総合ガイドも参考にしてください。
ホンネちゃん警備員バイトは、楽そうに見えて普通に削ってくるのさ。
でも、条件を選べば割に合う現場もあるってワケ。
警備員バイトはきつい?結論、現場差がかなり大きいです
警備員バイトはきついのか。
答えは、きつい現場は本当にきついです。
特にきついのは、このあたりですね。
- 真夏の日勤
- 真冬の夜勤
- 雨の日の交通誘導
- 交通量が多い現場
- 長時間拘束の現場
- クレームが多い現場
逆に、条件が良い現場もあります。
- 交通量が少ない夜勤
- 短時間で終わる現場
- 通行止めで車の流れが単純な現場
- 隊長やメンバーの空気が良い現場
- 早く終わっても日当保証がある現場
つまり警備員バイトは、ひとことで「きつい」「楽」と決めにくい仕事です。
同じ交通誘導でも、現場が違えば別の仕事みたいになります。
だからこそ、警備員バイトを始めるなら、求人の条件だけでなく、現場の種類や会社の説明をよく見た方がいいですね。
警備員バイトがきついと言われる理由
まずは、なぜ警備員バイトがきついと言われるのか。
現場目線で、かなり正直に話します。
長時間の立ち仕事で足にくる
警備の仕事は、基本的に立ち仕事が多いです。
特に交通誘導では、長い時間ずっと外で立つことがあります。
「立ってるだけなら楽そう」と思う人もいるかもしれません。
でも実際にやってみると、立っているだけでも普通に足にきます。
新人さんだと、初日や数日目で「立ってるだけでこんなに疲れるの?」と驚く人は多いですね。
しかも、ただ立っていればいいわけではありません。
車を見る。
歩行者を見る。
作業員を見る。
規制材やカラーコーンの位置を見る。
体は止まっていても、目と神経はずっと動いています。
夏の日勤と冬の夜勤が普通に過酷
警備員バイトで一番きついのは、やっぱり天候です。
夏の日勤は、焦熱地獄。
真夏のアスファルトは、上から太陽、下から照り返し。
道路がフライパンみたいになります。
空調服を着ていても、ファンから入ってくるのは熱風。
缶コーヒーは、数分でぬるくなります。
逆に冬の夜勤は、街中なのに遭難寸前です。
特に風が強い日は、体温を根こそぎ持っていかれます。
雪の日なんて、人生を見つめなおす良いきっかけになりますね。
雨の日は疑似滝修行になる
雨の日の警備も、なかなかしんどいです。
カッパを着ても蒸れる。
足元は濡れる。
誘導棒は滑る。
視界も悪い。
しかも、雨の日ほど車の動きも歩行者の動きも不安定になります。
ドライバーも焦る。
歩行者も早く抜けたい。
作業員も濡れて急ぎがち。
こっちは雨に打たれながら、全部を見ておかないといけません。
疑似滝修行。
わりと本当に、そんな感じです。



環境はナメたらダメなのさ。
水分と防寒をケチると、一瞬で削られるってワケ。
現場によって当たり外れが大きい
警備員バイトは、当たる現場でかなり印象が変わります。
交通量が少なく、作業も短時間で終わる現場もある。
一方で、交通量が多く、クレームも飛び、時間も長い現場もあります。
同じ会社、同じ交通誘導でも、現場が違うだけで体感は別物です。
| 当たり現場 | 地獄現場 |
|---|---|
| 交通量が少ない | 交通量が多い |
| 短時間で終わる | 長時間拘束 |
| 夜勤で静か | クレームが多い |
| 人間関係がラク | 現場の空気が重い |
よく言う「現場ガチャ」ですね。
ただし、完全な運任せではありません。
会社選び、シフト希望、夜勤の有無、現場の種類を確認することで、ある程度は避けられる地雷もあります。
それでも警備員バイトがアリな理由
ここまで聞くと、「やっぱり警備員バイトはやめとこうかな」と思うかもしれません。
でも、続ける人がいるのも事実です。
理由はシンプル。
条件がハマると、かなり効率よく稼げるからです。
日給制でまとまった金額になりやすい
今の普通のアルバイトは、短時間シフトや時給制の影響で、「1日働いたのに思ったより稼げていない」が普通に起きます。
数時間だけ入って、数千円。
もちろんそれが合う人もいますが、まとまった金額を作りたい人には少し遠いですよね。
その点、交通誘導やイベント警備は、1勤務ごとの単価で考える求人が多いです。
1回の勤務でまとまった金額になりやすい。
これは、警備員バイトの強みですね。
夜勤は条件が合えば効率よく稼げる
警備員バイトで効率よく稼ぎたいなら、夜勤はかなり強いです。
日給や夜勤手当、地域にもよりますが、夜勤を数回入るだけで月5万円前後を狙えることもあります。
本業持ちが休み前に少し入る。
学生が週末だけ入る。
副業として月に数回だけ出る。
こういう働き方と相性がいいんですよね。
ただし、夜勤は誰にでも合うわけではありません。
眠気。
寒さ。
生活リズムの崩れ。
このあたりがしんどい人には、かなりきつく感じるはずです。
夜勤のリアルなきつさや向いている人は、こちらの警備員の夜勤バイトはきついのかを現役が本音で解説した記事で詳しくまとめています。
早く終わっても日当保証がある会社もある
警備業界では、会社や現場によって、早く終わっても日当が出ることがあります。
これがかなり強い。
実際、私も「え、これで日給出るの!?」と思った現場がありました。
夜23時ごろ。
集合場所で点呼中、業者側の都合で「今日、作業できません」と連絡が入りました。
その時点で中止です。
ただ、警備はすでに集合済み。
結果、警備報告書にはしっかり1日分のサインが入りました。
……時給?
何万円だったんでしょうね。
もちろん、毎回こんな現場ではありません。
でも、この「早く終わっても日当保証があるか」は、警備員バイトを選ぶ時にかなり大事な確認ポイントです。
実際にあった地獄現場の話
良い現場もあります。
でも、地獄みたいな現場もある。
社員になってからの話ですが、今でも忘れない現場がありました。
集合20時。
終了、翌15時。
原因は、悪天候による工事遅延です。
本来なら交通量が増える前に終わらせるはずが、雪で完全に崩壊。
結果、
- 超長時間労働
- 積雪50cm
- 飛び交う罵詈雑言
- 鳴り止まないクレーム
もう、しんどさの大三元です。
もちろん、アルバイトも大量投入。
みんな、お昼ごろにはフナみたいな顔をしていました。
私はもう、「残業いっぱい貰おうね!!!」と鼓舞していました。
それしか言えなかった。
「雪の日に工事、ダメ、ぜったい」
心の中で、ずっとそう思っていましたね。
毎回こんな現場ではありません。
ただ、警備員バイトは現場差が本当に大きいです。
だからこそ、「どの会社に入るか」「どんな現場が多いか」は、かなり大事になります。
意外とラクな現場もある
ここまで地獄寄りの話をしましたが、警備員バイトには意外とラクな現場もあります。
たとえば、
- 夜勤
- 交通量少なめ
- 通行止め
- 作業時間が短い
この条件が重なると、かなりラクです。
車がほとんど来ない。
来ても規制を見て止まってくれる。
対応も単純。
正直、考え事がはかどる現場もあります。
ただし、気を抜きすぎるのは危険です。
いつ安全パトロールが来ても大丈夫なように、神経だけは尖らせておく。
これがコツですね。
ラクな現場ほど、油断した瞬間に足元をすくわれます。
初めて警備員バイトに入る新人あるある
初めて警備員バイトに入る新人さんは、だいたい似たような流れを通ります。
最初はめちゃくちゃ緊張する
最初は、かなり緊張します。
誘導棒の振り方も不安。
無線もぎこちない。
車を止めるタイミングも分からない。
「今の合ってる?」
この連続です。
でも、最初はそれで普通です。
いきなり完璧に動ける新人なんて、ほとんどいません。
少し慣れると謎の自信が生まれる
不思議なもので、少し慣れると謎の自信が生まれます。
「あれ、俺ちょっとプロっぽくない?」
この状態ですね。
誘導棒を持って、無線を返して、車を止める。
ちょっとそれっぽく見える。
でも、このあたりが一番危ない時期でもあります。
ストイック先輩に折られる
人類って、だいたい天狗になりかけたら折られるようにできています。
私にもありました。
初めて夜勤に入った時のことです。
同時に、私の「初ストイックマン」との遭遇でもありました。
当時アルバイトだった私は、素直に聞きました。
「何をやればいいですか?」
すると返ってきたのが、
「君はまだそのステージにいない」
……意味が、わから、ない。
ただ、その日の仕事自体はかなり平和でした。
交通量も少なく、ほぼ立っているだけ状態。
むしろ敵は眠気です。
深夜3時前後になると、世界が少しウトウトしてきます。
ちなみに今では、同じ現場で普通に話せるくらいにはなりました。
どうやら、同等のステージへ立てたようです。
最後はバイト仲間と愚痴り合う
そして最後は、バイト仲間との愚痴大会。
これがまた、妙に楽しいんですよね。
「あの現場きつかった」
「あの先輩、クセ強すぎる」
「今日の夜勤、眠すぎた」
こんな話をしながら、なぜかまた次も行く。
意外と、こういう連帯感が好きで続ける人もいます。
愚痴から始まる連帯感。
警備員バイトには、そういう変な味があります。
警備員バイトできつい現場を避けるために見るポイント
警備員バイトで失敗したくないなら、求人を見る時に条件を確認しておきましょう。
特に見たいのは、このあたりです。
- 日当保証があるか
- 夜勤の現場があるか
- 週1日や土日祝だけでも働けるか
- 交通費は出るか
- 制服・安全靴・空調服は支給されるか
- 新任教育の日程は自分に合うか
- どんな現場が多い会社なのか
同じ警備員バイトでも、会社によってかなり違います。
日当保証がある会社。
夜勤が多い会社。
学生バイトが多い会社。
週1日でも入りやすい会社。
特徴はそれぞれ違います。
「警備バイトはきつい」と言う前に、そもそも自分に合わない会社や現場を選んでいないか。
ここを見るだけでも、かなり変わります。
警備会社の選び方を詳しく知りたい人は、こちらの警備会社の選び方を現役目線でまとめた記事も参考にしてください。
警備員バイトに向いている人・向いていない人
警備員バイトは、人によってかなり合う・合わないが分かれます。
ハマる人には本当にハマる。
でも、合わない人には普通にきつい仕事です。
警備員バイトに向いている人
警備員バイトに向いているのは、こういう人です。
- 短期間でまとまったお金を作りたい人
- 夜勤に抵抗がない人
- 一人で立つ時間が苦にならない人
- 副業や学生バイトで効率よく稼ぎたい人
- 多少きつくても日給の高さを優先したい人
特に、「多少きつくても、まとまった金額を作りたい」という人には相性が良いです。
夜勤へ入れる人は、かなり強いですね。
週1日や副業で働きたい人は、こちらの警備員は週1日だけでも働けるのかを解説した記事も参考にしてください。
警備員バイトに向いていない人
逆に、警備員バイトに向いていないのは、こういう人です。
- 暑さ寒さにかなり弱い人
- 立ち仕事がどうしても無理な人
- 現場ごとの当たり外れに耐えられない人
- 人から指示されるのが極端に苦手な人
- 毎日同じ環境で働きたい人
警備は良くも悪くも、現場ガチャの影響が大きい仕事です。
毎日同じ環境で、同じメンバーで、同じ作業をしたい人には、少ししんどいかもしれません。
警備員バイトは社員・資格・出世にもつながる
ちなみに私自身も、最初は警備バイトとしてこの業界に入りました。
最初から立派な警備員だったわけではありません。
夜勤で眠気と戦い、ストイック先輩に混乱し、現場で少しずつ覚えていった側です。
警備員バイトは、「短期で稼ぐだけ」と思われがちです。
もちろん、その使い方もできます。
でも、そこから社員になる人もいます。
隊長。
管制。
資格取得。
現場管理。
警備業界は、意外と現場経験が強い世界です。
学歴よりも、遅刻しないこと、無線を返すこと、ちゃんと現場を回せること。
こういう積み重ねが評価されることもあります。
警備員の資格について知りたい人は、こちらの警備員の資格一覧と取り方をまとめた記事も参考にしてください。
警備員バイトに関するよくある質問
警備員バイトは日払い・週払いできますか?
会社によっては、日払い・週払いに対応している求人もあります。
ただし、全額即日とは限りません。手数料や支払い条件がある場合もあるため、応募前に確認しておきましょう。
日払いの仕組みや注意点は、こちらの警備員は日払いで働けるのかを解説した記事で詳しくまとめています。
警備員バイトは単発や週1でもできますか?
イベント警備や交通誘導では、単発や週1日に近い働き方ができる求人もあります。
ただし、最初に新任教育を受ける必要があるため、本当の意味で「今日応募して明日だけ働く」という感覚とは少し違います。
一般的な新人警備員の場合、基本教育と業務別教育をあわせて20時間以上の新任教育が必要です。
逆に言うと、新任教育が終われば、副業や学生バイトとして動きやすい仕事です。
新任教育の流れが不安な人は、こちらの警備員の研修・新任教育について解説した記事も参考にしてください。
警備員バイトの面接では何を聞かれますか?
勤務できる曜日、夜勤ができるか、健康状態、通勤手段などを聞かれることが多いです。
志望動機は、難しく考えすぎなくて大丈夫。
「短期間でしっかり稼ぎたい」「夜勤に入れる」「週末に働きたい」など、働ける条件を正直に伝えましょう。
面接の流れや服装が不安な人は、こちらの警備員の面接で見られるポイントをまとめた記事も参考にしてください。
18歳未満でも警備員バイトはできますか?
18歳未満の人は、警備員として働けません。
18歳以上の高校生でも、会社によっては応募できない場合があります。気になる人は、面接前に確認しておきましょう。
警備員バイトを辞めたいと思ったら?
現場が合わないだけなら、まずは配置変更を相談してみましょう。
警備は現場差がかなり大きい仕事です。
会社そのものが合わない場合は、別の警備会社を探すのも選択肢。
無断で飛ぶと現場にも自分にもダメージが大きいので、できれば連絡だけは入れてください。



楽な現場もある。
でも、楽だけ狙うと外すってワケ。
条件を見て選ぶのが大事なのさ。
まとめ|警備員バイトはきつい。でも条件を選べばかなり使える
警備員バイトは、確かに楽ではありません。
暑い。
寒い。
眠い。
雨に濡れる。
そして、現場ガチャもあります。
でも、その代わり。
- 短時間でも稼ぎやすい現場がある
- 夜勤の単価が高い求人がある
- 日当保証がある会社もある
- 副業や学生バイトと相性がいい
こういう強みもあります。
警備員バイトは、誰にでも楽な仕事ではありません。
でも、きつさの正体を知って会社や現場を選べば、かなり使える働き方になります。
最初は不安かもしれません。
でも、意外と「思ったよりアリだな」となる人も多いですよ。
警備員バイトは、会社と現場でかなり変わります。
きつい現場を避けたいなら、日当保証、夜勤の有無、装備支給、シフトの自由度を見比べて選びましょう。


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