「雑踏警備業務2級は、どうやって勉強すればいい?」
「学科は何を使えばいい?」
「実技のセリフって、どうやって覚える?」
私も雑踏警備業務2級を取得していますが、対策で大事なのは教材を増やすことより、教本と問題集を繰り返すことだと思っています。
実技も、現場経験だけに頼るのではなく、講習で求められるセリフと動作を反復する方が重要です。
この記事では、私がおすすめする学科の勉強順と、実際に受けて感じた実技対策のポイントをまとめます。
雑踏2級そのものの合格率・配置基準・メリットから知りたい人は、先に雑踏警備業務検定2級の総合記事を読んでください。
雑踏2級対策は「学科」と「実技」を分けて考える
雑踏警備業務2級は、学科だけ勉強すればいい資格ではありません。
公安委員会が行う直接検定では、学科・実技とも90点以上が合格基準です。
ただ、対策のやり方はかなり違います。
学科は教本と問題集を使って知識を固める。
実技はセリフと動作を実際に繰り返して、体から出てくる状態まで持っていく。
この2つを分けて考えた方が、私は勉強しやすいと思います。
ホンネちゃん「現場でやってるから大丈夫」は危ないのさ。
試験は試験の型で見られるってワケ。
学科は教本と100問問題集があれば十分狙える
学科対策で、参考書を何冊も買う必要はないと思っています。
私がおすすめするのは、講習で使う教本と、全国警備業協会の「雑踏警備業務 検定模擬試験問題集 2級」です。


100問のものがオススメ!
この問題集には100問収録されています。
私の感覚では、学科は教本とこの問題集をしっかりやれば十分狙えるレベルです。
大事なのは、問題集を一度解いて終わりにしないことです。
分からなかったところを教本へ戻り、理解してからもう一度解く。
教材を増やすより、この往復を繰り返す方がおすすめです。
私がおすすめする学科の勉強方法は4ステップ
私なら、次の順番で勉強します。
- 教本を最初から最後まで全部読む
- 模擬試験問題集を解く
- 分からなかった問題・間違えた箇所を教本で読み返す
- もう一度、問題集を解く
1.まず教本を全部読む
最初から全部覚えようとしなくて大丈夫です。
まずは教本を最初から最後まで読み、「こういう内容が試験範囲なんだ」と全体像をつかみます。
最初の一周で完璧に覚えようとすると、なかなか先へ進みません。
この段階では、分からないところが残っていても最後まで読む方を優先します。
2.問題集を解く
教本を一通り読んだら、次に100問の模擬試験問題集を解きます。
ここで大事なのは、点数そのものより自分が分かっていないところを見つけることです。
教本を読んだときには理解したつもりでも、問題になると答えられない箇所が出てきます。
それが見つかれば、問題集をやった意味があります。
3.間違えたところを教本で読み返す
間違えた問題は、答えだけ暗記して終わらせません。
教本の該当箇所へ戻り、「なぜこの答えになるのか」を確認します。
分からなかった問題も同じです。
問題集で穴を見つけて、教本で埋める。
この使い方をすると、最初に教本を読んだときより内容が入りやすくなります。
4.もう一度、問題集を解く
教本で確認したら、もう一度同じ問題集を解きます。
ここで正解できれば、前回分からなかった内容が身についてきたということです。
まだ間違えるなら、また教本へ戻ればいい。
教本→問題集→教本→問題集。
私は、この繰り返しで十分だと思います。



参考書コレクターになる試験じゃないのさ。
教本と100問をちゃんとやる方が強いってワケ。
問題集には直接書き込まず、解答用紙を別に作る
問題集を繰り返し使うなら、本へ直接答えを書き込まないのがおすすめです。
私は解答用紙を別に用意して、そちらへ答えを書きます。
問題集に答えや丸印を書いてしまうと、2周目に前回の答えが目に入ります。
別の解答用紙を使えば、毎回まっさらな状態で100問を解き直せます。
そこで、雑踏警備業務2級の100問問題集に使える解答用紙を作りました。
印刷して、2周目・3周目の勉強にも自由に使ってください。



問題集に丸つけたら、2周目で答え見えるのさ。
別紙に書く。地味だけど強いってワケ。
実技はセリフ・動作・状況をセットで覚える
雑踏2級の実技で私が強く覚えているのは、とにかくセリフが多いことです。
私が受けたときは、どの科目も覚える文言が多くありました。
だから、動作だけ覚えても足りません。
反対に、セリフだけ暗唱できても、動作が止まれば実技としてはうまくいきません。
まずセリフを覚える。
次に動作を確認する。
最後はセリフを言いながら体を動かして、一連の流れで反復するのがおすすめです。
指定された文言は自己流に言い換えない
意味を理解することは大切です。
ただし、実技で指定された文言があるものを、「意味は同じだから」と自分の言葉へ変えるのはおすすめしません。
指定された文言や動作は、講習で配られる教材と講師の指示に沿って、正確に再現できるよう練習してください。
私は、一語一句間違えないつもりで覚えるくらいでちょうどいいと思います。
具体的なセリフ全文はこの記事には載せません。
地域、講習機関、年度によって扱いが変わる可能性があるため、実際に受講するときの最新教材と講師の指示を最優先してください。



雑踏2級の実技、ほぼセリフ祭りなのさ。
「意味は合ってるからOK」は危ないってワケ。
実技は実際に体を動かして練習した方がいい
実技は、教材を読んで頭の中でイメージするだけでは分からないことがあります。
私自身、それを強く感じたのが負傷者搬送の練習でした。
負傷者搬送で「油を塗ったゆで卵」になった話
私が講習で負傷者の頭部を支える動作をしたとき、相手は声も動作も大きい、やる気と気合いに満ちたスキンヘッドの男性でした。
講習も終盤になると、暑さと緊張でみんな疲れてきます。
そんな中で搬送動作に入り、相手の頭を支えた瞬間。
すべる。
講習の熱気と汗で、手の中にあるのは頭のはずなのに、感覚としては油を塗ったゆで卵でした。
そのまま落としそうになって、思わず「落ちる!」と声が出ました。
もちろん、実際の負傷者でそんなことがあってはいけません。
ただ、この経験で分かったのは、負傷者搬送は形だけ覚えても足りないということです。
相手の体格、汗、自分の手の位置、支える角度。
実際に人を支えてみると、教材を読んでいるだけでは気づかない部分があります。



スキンヘッド、汗、救急搬送。
この3つがそろうと、教本には載ってないアヒージョ実技が始まるってワケ。
警備本部への連絡は、状況を整理して伝える
私が受けた実技には、警備本部へ状況を連絡する内容もありました。
これも、セリフだけ丸暗記すればいいとは限りません。
何が起きているのか。
どこなのか。
負傷者や周囲の状況はどうなっているのか。
状況を整理しながら、講習で指定された流れに沿って伝える練習が必要です。
焦ると順番が飛びやすいので、声に出して何度も練習しておく方が安心です。
雑踏2級で落ちやすいのはこんな人
私が考える「危ない勉強の仕方」を、学科と実技で分けるとこんな感じです。
学科で危ないパターン
- 教本を読んだだけで問題を解かない
- 間違えた問題の答えだけ覚えて終わる
- 一度問題集を解いただけで満足する
学科は、「知っている」と「問題で正解できる」が別です。
問題集で確認して、穴があれば教本へ戻るところまでやっておきましょう。
実技で危ないパターン
- 講師の実演を見ただけで、できる気になる
- セリフを声に出して練習しない
- 指定された文言を自己流に言い換える
- 現場経験があるから大丈夫だと思う
現場経験はもちろん役に立ちます。
でも、検定には検定で求められる形があります。
普段の癖をいったん横へ置いて、講習で教わった方法に合わせて練習する方が安全です。
試験前は「最初から最後まで通す」練習をする
学科は、間違える問題が減るまで教本と問題集を往復します。
実技も、セリフだけ・動作だけの練習から、最後は一連の流れを通す練習へ移します。
途中でセリフが飛んでも、そこだけ練習して終わらせず、もう一度最初からやってみる。
本番と同じように通すと、自分がどこで止まりやすいのか分かります。
雑踏2級は、教材をたくさん持っている人が有利というより、教わった内容を繰り返して、本番で出せる状態にした人が強い試験だと思います。
資格取得を支援してくれる会社かも確認する
会社によって、資格取得への支援は違います。
講習費用を負担してくれるのか、事前に練習する機会があるのか、取得後に資格手当や活用できる現場があるのかは確認しておきましょう。
資格を取りたいのに機会がない、取得しても活かせないと感じている人は、警備会社を選ぶときの確認ポイントも参考にしてください。
まとめ|教本と問題集を繰り返し、実技は声と動作で覚える
雑踏警備業務2級の学科は、まず教本を全部読み、100問問題集を解く。
間違えた場所を教本で確認して、もう一度問題集を解く。
私は、この繰り返しをおすすめします。
問題集には直接答えを書かず、別の解答用紙を使えば何度でも解き直せます。
実技は、指定されたセリフと動作を教材・講師の指示に沿って反復してください。
現場経験があっても、試験では試験の型があります。
教材を増やすことより、教わった内容を本番で出せるところまで繰り返す。
これが、私が雑踏2級対策で一番おすすめしたい方法です。








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