「結婚したくないっておかしい?」
「周りは結婚していくけど、自分はあまり興味がない」
「今は結婚したくないだけなのか、一生したくないのか自分でも分からない」
結婚したくないと考える人は、珍しい存在ではありません。
国立社会保障・人口問題研究所の第16回出生動向基本調査では、18~34歳の未婚者のうち、男性17.3%、女性14.6%が「一生結婚するつもりはない」と回答しています。
結婚したくないなら、無理に「結婚したい理由」を作る必要はありません。
ただし、「一人の生活が好き」なのか、「結婚生活への不安が大きい」のかは分けて考えた方が、自分の気持ちは見えやすくなります。
結論|結婚したくない気持ちは、そのまま否定しなくていい
結婚する人生も、しない人生もあります。
大事なのは「みんな結婚しているから」「親に言われるから」ではなく、自分がどんな生活をしたいかです。
| 今の気持ち | 考え方 |
|---|---|
| 一人の生活が好き | 独身を選ぶ理由として自然 |
| 今は仕事・趣味を優先したい | 「今は結婚しない」でもいい |
| お金や自由を失うのが怖い | 何が不安なのか具体化する |
| 結婚生活そのものに魅力を感じない | 無理に婚活する必要はない |
| 本当は結婚したいけど不安が強い | 「したくない」と「できない不安」を分ける |
ホンネちゃん世間の「そろそろ」と、自分の「したい」は別モノなのさ。
「一生結婚するつもりはない」は男女とも増えている
第16回出生動向基本調査では、18~34歳の未婚者について次の結果が出ています。
| 生涯の結婚意思 | 男性 | 女性 |
|---|---|---|
| いずれ結婚するつもり | 81.4% | 84.3% |
| 一生結婚するつもりはない | 17.3% | 14.6% |
前回2015年調査では「一生結婚するつもりはない」が男性12.0%、女性8.0%だったため、2021年調査では男女とも増えています。
出典:国立社会保障・人口問題研究所「第16回出生動向基本調査」
もちろん、この数字だけで「結婚しない人が普通」と言いたいわけではありません。
ただ、結婚したくないと考える人が一定数いること自体は、公式調査でも確認できます。
結婚したくないと感じる理由は、大きく5つに分けられる
1.一人の自由を失いたくない
独身の大きな魅力は、時間や行動を自分で決められることです。
同じ調査では、独身生活に利点があると答えた人は男女合計87.2%。
その中で最大の利点として「行動や生き方が自由」を挙げた人は72.9%でした。
出典:国立社会保障・人口問題研究所「第16回出生動向基本調査 単純集計表」
休日、住む場所、お金の使い方を自分だけで決めたいなら、結婚に窮屈さを感じるのは不思議ではありません。
2.お金を自分のために使いたい
結婚すると、家賃、生活費、貯金、車、住宅、子どもなど、お金を二人で考える場面が増えます。
独身生活の最大の利点として「金銭的に裕福」を挙げた人も男女合計8.0%いました。
自分の収入を自分の趣味や生活へ使いたい人にとって、家計を共有することはデメリットに感じやすいでしょう。
3.家族を持つ責任を重く感じる
独身生活の利点として「家族を養う責任がなく、気楽」を最大の利点に挙げた人は男女合計7.0%でした。
結婚すると、自分の体調や仕事だけでなく、相手の生活や将来も一緒に考えることになります。
「責任を負いたくない」という気持ちが強いなら、それを無視して結婚しても苦しくなるだけです。
4.子どもを望んでいない
結婚と子どもは別なので、子どもを持たない夫婦もいます。
ただ、「結婚したら子どもを持つもの」というイメージが強い人ほど、子どもを望まない場合に結婚そのものへ魅力を感じにくくなることがあります。
この場合は、「子どもを望まない=結婚したくない」なのか、「子どもを持たない結婚なら考えられる」のかを分けると整理しやすくなります。
5.結婚生活に良いイメージを持てない
家族や周囲の夫婦関係を見て、「結婚しても大変そう」と感じている人もいるでしょう。
ここは、一人暮らしが好きだから結婚したくない場合とは少し違います。
結婚そのものを望んでいないのか。
それとも、失敗や離婚、人間関係が怖くて避けているのか。
「したくない」と「怖い」は似ているようで、次に考えることが違います。
「結婚したくない」と「今は結婚したくない」は分けていい
今そう思っているからといって、一生その考えを変えてはいけないわけではありません。
仕事が変わる。
生活に余裕ができる。
一緒に暮らしたい人と出会う。
環境が変われば、考えが変わることもあります。
反対に、年齢を重ねても「やっぱり結婚しない方が自分に合う」と思うなら、その選択を続ければいい。
今の自分に必要なのは「一生の宣言」ではなく、今どんな生活をしたいか決めることです。
結婚したくない人が考えておきたいのは「老後」より今の生活設計
「結婚しないと老後が寂しい」と言われることがあります。
ただ、結婚していれば老後が必ず安心になるわけでもありません。
逆に、独身でも人間関係や生活基盤を作っている人はいます。
結婚しない選択をするなら、漠然と老後を怖がるより、
- 今の収入で生活を続けられるか
- 貯金や住まいをどうするか
- 友人・家族とのつながりをどう保つか
- 病気や介護が必要になったとき誰に頼るか
こうした生活設計を少しずつ考えた方が具体的です。
私は2回結婚しているけど「全員が結婚した方がいい」とは思わない
私はこれまで2回結婚しています。
今の生活にも、結婚そのものにもメリットを感じています。
誰かを楽しませようと考えたり、二人で予定を決めたりする生活は、私には合っています。
でも、それを理由に「みんな結婚した方が幸せ」とは思いません。
自由を一番大事にしたい人が無理に結婚しても、相手までしんどくなる。
逆に、一人でいるより誰かと生活を作りたい人には、結婚が合う。
結局は、自分にどちらが合うかです。
結婚のメリットが分からないなら、得か損かで決めなくていい
「結婚したくない」というより、「結婚するメリットが分からない」という人もいます。
その場合は、結婚するメリットは?デメリットと独身との違いを2回結婚した立場で解説で、結婚と独身それぞれの良さを比較しています。
メリットを読んでも「やっぱり今の生活が好き」と思うなら、それも一つの答えです。
結婚したくない人によくある疑問
結婚したくないのはおかしいですか?
おかしいとは言えません。
第16回出生動向基本調査では、18~34歳の未婚男性17.3%、女性14.6%が「一生結婚するつもりはない」と回答しています。
今は結婚したくないけど、後悔しますか?
将来の後悔は誰にも分かりません。
ただ、「今はしたくない」と「一生しない」を同じにする必要はありません。気持ちが変わったときに考え直せます。
親から結婚しろと言われます。どう考えればいいですか?
親が望む人生と、自分が暮らす人生は別です。
結婚しない理由を説明するかどうかも含め、自分が何を望んでいるかを先に整理した方がよいでしょう。
結婚したいか自分でも分からない場合は?
無理に決めなくて大丈夫です。
「結婚したい理由」と「したくない理由」を両方書き出すと、自分が避けたいのが結婚そのものなのか、費用・責任・出会いなど別の問題なのか分けやすくなります。
もし考えているうちに「やっぱり結婚したい」と感じたら、結婚したいけど何から始める?相手がいない人が最初にやることへ進んでください。
まとめ|結婚したくないなら、まず今の生活を大事にする
結婚したくない気持ちを、無理に変える必要はありません。
- 自由を失いたくない
- お金を自分で使いたい
- 家族を持つ責任を重く感じる
- 子どもを望んでいない
- 結婚生活に魅力を感じない
理由は人によって違います。
今は結婚したくない。それなら、今はしなくていい。
将来気持ちが変わったら、そのとき改めて考えれば十分です。
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