警備員から他業種へ転職するのは難しい?41歳で失敗した私が進め方を解説

警備員の転職 難しい 厳しい

「警備員から他業種へ転職したいけど、長い警備歴しかない自分を採用してくれる会社はあるのか」
年齢や学歴に自信がなければ、さらに不安になると思います。

正直に言うと、警備員から未経験の仕事へ転職するのは、誰でも簡単にできることではありません。
私自身、警備歴10年以上だった41歳のときに自動車業界へ応募し、完膚なきまでの不採用。
みごとに落ちました。

一方で、警備員からトラックドライバーへ転職し、収入も人間関係も良くなった元同僚もいます。
警備員だから転職できないのではなく、自分の経験をどう伝え、どの仕事を選ぶかが重要です。

目次

  【警備員の真夏対策】

真夏の警備は、本当に過酷です。
警備員は制服の関係で、暑くても簡単に服装を変えられません。

暑さでダウンしてしまう前に
『制服の下に着られる薄手のペルチェベスト』
などで、少しでも身体を冷やしてあげてください。

今年の夏も、無理だけはしないでくださいね。

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結論|警備員から他業種への転職は簡単ではない

警備員から他業種へ転職することは可能です。
ただし、未経験歓迎の求人へ何となく応募するだけでは、年齢や学歴、長い警備歴をどう評価されるか分かりません。

特に、何に転職できるのか決まっていない人は、求人を眺める前に、自分の経験がどの仕事で活かせるのか整理した方が現実的です。

サクキャリマッチは一般的な求人サイトではなく、複数の転職支援サービスから、自分に合う相談先を探すサービスです。
警備経験をどう活かせばよいか分からない方は、応募先より先に相談先を探せます。

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転職する前に、警備の何を変えたいのか整理する

警備業界を離れたいのか、今の会社や現場を変えたいだけなのかによって、選ぶ道は変わります。
ここが曖昧なまま転職すると、次の職場でも同じ不満を抱えるかもしれません。

  • 努力や成果が収入へ反映されにくい
  • 連勤しなければ収入を増やしにくい
  • 暑さ、寒さ、立ち仕事から離れたい
  • 夜勤や不規則な勤務を続けるのが難しい
  • 今の会社の給料や管理体制に不満がある

外仕事や警備業界の収入構造そのものが合わないなら、他業種へ移る理由になります。
警備の仕事は嫌いではなく、今の会社だけが厳しいなら、会社を変える方が経験や資格を活かしやすい場合もあります。

警備歴10年以上、41歳で他業種への転職に失敗した話

私が転職を考えたのは、警備歴が余裕で10年を超えていた41歳のころです。
秋の空のような心変わりで、ある日ふと転職を思いつきました。

応募したのは、ネット上で「誰でも受かる」と書かれていた、ある自動車販売会社です。
私自身が車好きだったこともあり、Web面接を受けました。

面接で伝えた転職理由は、警備業界では努力が結果につながりにくく、収入を増やそうとすると連勤によるパワープレイになりやすいことです。
この働き方をずっと続けるのは難しいと感じ、努力や成績が結果として見えやすそうな自動車業界へ応募しました。

Web面接を終えた時点では、受かったとも落ちたとも思いませんでした。
手応えは、正直まったく分かりません。

そして約1週間後、理由の書かれていない不採用通知が届きました。

普通に落ち込みました。
「誰でも受かるって書いてあったのに……。これは警備業界から抜け出すのは難しいかもしれない」と思いました。

何しろ、私の場合は警備員&中卒のダブル役満です。

もちろん、不採用理由は分かりません。
年齢、学歴、長い警備歴、面接内容のどれが影響したのかは不明なので、ほかの警備員も同じ結果になるとは限りません。

その後は「まあいっか」と、いつもの能天気が炸裂。
転職活動を続けることなく、そのまま警備業界に残って今に至ります。

ホンネちゃん

「誰でも受かる」の誰でもに、
自分が含まれている保証はないってワケ。

警備員から転職し、年収が約200万円上がった元同僚もいる

私が一社目で落ちて警備業界へ戻った一方で、他業種への転職に成功した元同僚もいます。

その人は、職場の人間関係が悪くなったことをきっかけに警備会社を辞め、トラックドライバーへ転職しました。
警備員時代の年収は400万円ほどでしたが、転職後の初年度は600万円ほどになったそうです。

本人からは、かなり自慢されました。
正直、うらやましかったです。

煩わしい人間関係が減り、収入も大きく上がったため、本人はかなり満足している様子でした。
警備員から他業種へ移ることで、働き方や収入が大きく変わる人は実際にいます。

ただし、トラックドライバーにも長時間運転、事故のリスク、荷物の扱いなど別の大変さがあります。
誰でも同じ仕事に転職できるわけでも、同じ年収になるわけでもありません。

私の不採用と元同僚の成功を比べても、「警備員だから転職できる」「警備員だから転職できない」と一括りにはできません。
応募する会社、これまでの経験、持っている資格、年齢、面接での伝え方によって結果は変わります。

私は一社へ直接応募し、落ちた理由も分からないまま転職活動を終えました。
今やり直すなら、最初から一社へ決め打ちせず、警備歴10年以上の経験をどの仕事へ活かせるのか第三者と整理します。

何に転職すればよいか分からない方や、長い警備歴をどう説明すればよいか迷っている方は、複数の転職支援サービスから自分に合う相談先を探せます。

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今やり直すなら、一社へ応募する前に3つ準備する

警備員からの転職が難しいのは、警備経験に価値がないからではありません。
警備の経験を、応募先が評価できる形で伝える必要があるからです。

辞めたい理由と、採用される理由を分ける

私は、警備業界を離れたい理由は説明できていました。
しかし、応募先で自分が何をできるのかは、十分に伝えられていなかったのかもしれません。

「警備は努力が収入につながりにくい」は、私が辞めたい理由です。
採用側が知りたいのは、なぜその会社を選び、入社後に何ができるのかという部分です。

ホンネちゃん

辞めたい理由だけ完璧でも、
会社が採りたい理由にはならないのよね。

警備経験を、他業種へ伝わる言葉に変える

警備を知らない採用担当者へ「立哨」「巡回」「交通誘導」と伝えるだけでは、何ができる人なのか分かりにくいことがあります。
担当した業務を、そこで身につけた行動や能力まで分解します。

  • 立哨や巡回
    決められた手順を継続し、異常を確認する
  • 無線連絡や報告書
    起きたことを整理し、関係者へ簡潔に報告する
  • 来訪者やクレームへの対応
    相手の話を聞き、状況に合わせて説明する
  • 隊長や班長
    複数人へ指示を出し、現場を進める
  • 管制や配置
    人員、勤務、現場状況を見ながら調整する
  • 新人教育
    決められた内容を、相手に合わせて伝える

すべての警備員が同じ経験を持っているわけではありません。
自分が実際に担当した仕事を、具体的な出来事と一緒に伝えることが大切です。

一社だけを見て、業界全体を判断しない

未経験歓迎の求人でも、応募者全員が採用されるわけではありません。
同じ職種でも、会社によって求める年齢、経験、資格、人物像は変わります。

私のように一社落ちただけで、「この業界は無理だ」と判断する必要はありません。
反対に、ネットの評判だけを信じて、一社へ決め打ちするのも避けた方がいいでしょう。

警備員からの転職先は、辞めたい理由で選ぶ

警備員から転職しやすい仕事を、一つに決めることはできません。
警備の何を変えたいのかによって、検討する仕事の方向も変わります。

  • 努力や成果を収入へ反映させたい
    営業や販売など、成果が評価される仕事
  • 暑さ、寒さ、立ち仕事から離れたい
    屋内勤務やデスクワーク寄りの仕事
  • 決められた手順で働く方が得意
    製造、点検、設備管理などの仕事
  • 一人で動く時間が多い方が楽
    配送や運転を中心とした仕事
  • 人への対応経験を活かしたい
    接客、販売、顧客対応などの仕事

ただし、職種名だけで働きやすさは判断できません。
同じ配送でも荷物の重さや勤務時間は違い、同じ営業でも固定給や評価方法は会社ごとに変わります。

求人を見るときは、給料だけでなく、年齢や学歴の条件、未経験で応募できるか、必要資格、休日、夜勤、体力的な負担まで確認してください。

警備員の収入が低いことだけを理由に転職したい方は、今の給料が上がりにくい原因も確認してみてください。
警備員の給料や年収のリアルでは、勤務日数や会社の受注単価と収入の関係を解説しています。

他業種へ転職すれば、必ず楽になるとは限らない

元同僚のように、他業種へ移って収入や人間関係が良くなる人はいます。
一方で、他職種の仕事内容や人間関係が合わず、警備業界へ戻ってきた人も見てきました。

警備員の仕事は、収入や将来性に不安を感じやすい反面、現場によっては仕事の流れが決まっており、人間関係もあっさりしています。
警備を辞めたあとで、その気楽さに気づく人もいます。

給料だけを見て転職しても、勤務時間や体力的な負担が増えれば、生活が楽になるとは限りません。
警備で嫌だったことが、転職先にもないかを確認してから応募する必要があります。

警備の仕事自体は嫌いではないなら、会社を変える方法もある

警備業界を離れたい理由が、給料、休憩、配置、上司、会社の対応だけなら、他業種へ移る前に別の警備会社も確認してみてください。
同じ警備でも、会社によって日給、手当、現場の種類、勤務時間、短時間終了時の保証は変わります。

警備は続けられそうだけれど、今の会社では厳しいと感じる方は、応募前に見る条件をまとめた警備会社の選び方を先に確認してください。

まとめ|警備員からの転職は、難しいからこそ雑に応募しない

警備員から他業種への転職は、誰でも簡単に成功するものではありません。
私も警備歴10年以上、41歳で応募し、理由も分からないまま一社目で落ちました。

その一方で、警備員からトラックドライバーへ移り、収入も人間関係も良くなった元同僚がいます。
一人の失敗や成功だけで、警備員からの転職すべてを判断することはできません。

本気で他業種へ移りたいなら、ネットの評判だけで一社へ突撃せず、自分の警備経験がどの仕事で評価されるのか整理してから動く方が現実的です。

何に転職すればよいか分からない方や、長い警備歴をどう説明すればよいか迷っている方は、自分に合う転職相談先を探すところから始められます。

転職するか迷っている人へ

サクキャリマッチでは、
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空調服を着られない警備員へ

真夏の警備は、本当に過酷です。
炎天下やアスファルトの照り返しの中でも、警備員は決められた制服を着て仕事をしなければなりません。

最近は空調服を支給する警備会社も増えてきました。
ただ、会社や現場によっては、空調服タイプの制服が用意されていなかったり、自由に着用できなかったりすることもあります。

「制服を変えられない警備員でも、何かできる暑さ対策はないか」

私もずっと考えた結果、たどり着いたのが、薄手のペルチェベストを制服の下に着る方法です。

インナーとして着用できる薄手のタイプなら、外から見える警備制服を大きく変えずに、冷却プレートで身体を冷やせます。
商品によっては、空調服と組み合わせて使いやすいものもあります。

もちろん、ペルチェベストを着れば熱中症にならないわけではありません。
水分や塩分の補給、こまめな休憩、体調が悪いときの早めの申告も必要です。

それでも、毎年気合いだけで猛暑に耐えるより、身体を冷やせる装備をひとつ持っておく方が安心です。

空調服を着られない現場で働いている人は、制服の下から冷やすという方法も一度チェックしてみてください。

今年の夏も、無理だけはしないでくださいね。ご安全に!

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この記事を書いた人

現役警備員として働きながら、警備業界のリアルを発信しています。
交通誘導・施設・雑踏警備を経験し、現在は管理職として現場と人材育成に携わっています。

保有資格:
・警備員指導教育責任者(1号・2号)
・交通誘導警備業務2級
・施設警備業務2級
・雑踏警備業務2級
・列車見張り(列車防護員)
・踏切監視員

これから警備員を目指す方や、現役で悩んでいる方に向けて「きついこともリアルに」分かりやすく発信していきます。

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