「警備員の服装って、最初は何を着て行けばいいの?」
「制服は会社からもらえるの? 安全靴や雨具は自分で用意するの?」
警備員の仕事を始める前って、意外と服装や持ち物で迷うと思います。
求人には「制服貸与」と書いてあっても、実際に現場で何が必要なのかまでは分かりにくいですよね。
まず大事なのは、警備員の制服は会社の指示に従うのが基本ということです。
自分で似たような服を買って、勝手に現場へ出るものではありません。
ただし、安全靴、雨具、インナー、防寒、暑さ対策、リュックなどは、会社の指定を確認しつつ、自分で工夫できる部分もあります。
そして、この工夫がけっこう大事です。
警備の現場は、暑い日も寒い日も雨の日もあります。
足場が悪い場所もあるし、荷物をきれいなロッカーに置けるとも限りません。
制服は会社のもの。
でも、足元・雨・暑さ寒さ・持ち物は、自分の体を守る装備です。
ここでは、警備員の服装、制服、安全靴、雨具、防寒、暑さ対策、初出勤前に確認しておきたい持ち物を、現場目線でまとめます。
警備員の服装は?まず会社の指示を確認しよう
警備員の服装で最初に確認したいのは、会社から何を支給されるのか、何を自分で用意するのかです。
警備員は、勤務中に会社指定の制服や装備を身につけて現場に立ちます。
なので、制服に似た服を自分で買って「これでいいだろう」と現場に出るのはやめてください。
警備員の制服や装備品には、会社ごとの決まりがあります。
初出勤前には、次のような点を確認しておくと安心です。
- 初日は私服で行くのか、制服で行くのか
- 制服はいつ受け取るのか
- 安全靴は会社指定か、自分で用意するのか
- 雨具は支給されるのか、自分で用意するのか
- 防寒着や空調服は支給されるのか
- 着替える場所はあるのか
- 現場に持って行くべきものはあるのか
分からない時は、会社にそのまま聞いて大丈夫です。
「初日は何を着て行けばいいですか?」
「安全靴は自分で買う必要がありますか?」
「雨具は支給ですか?」
このあたりは、むしろ事前に聞いてくれた方が会社側も助かります。
初日の流れが不安な人は、警備員の初日に何をするのかをまとめた記事も参考にしてください。
警備員の制服は会社のものを着るのが基本
警備員の制服は、基本的に会社から指定・支給されたものを着ます。
交通誘導、施設警備、雑踏警備、機械警備など、業務によって服装や装備は変わることがありますが、勝手に自分で判断して変えるものではありません。
制服、腕章、ヘルメット、誘導灯、無線機、防寒着、雨具、空調服など、会社から支給・貸与されるものは会社の指示に従って使います。
特に制服は、警備員として外から見られる大事なものです。
ヨレヨレのまま着る。
汚れたまま放置する。
必要な装備を雑に扱う。
こういう状態で現場に立つと、本人だけでなく会社全体の印象にも関わります。
制服や装備をきれいに扱うことも、警備員の仕事の一部だと思っておいた方がいいですね。
反対に、街中で同じ会社の警備員が何人も制服ヨレヨレ、装備ズタボロに見える場合は、会社側の装備管理や現場管理が弱いサインかもしれません。
会社選びから見直したい人は、警備会社の選び方と求人票・現場・面接で見るべきポイントも読んでみてください。
警備員の持ち物リスト【最低限これだけは持っておきたい】
警備員の持ち物は、現場や会社によって変わります。
ただ、どの現場でも持っておくと困りにくいものはあります。
| 持ち物 | 理由 |
|---|---|
| ボールペン | 現場で記入・確認・メモをする場面があるため |
| メモ帳 | 集合場所、注意点、引継ぎ内容などを書けるため |
| 飲み物 | 屋外現場では季節を問わず必要 |
| タオル | 汗、雨、汚れ対策に使える |
| スマホ | 会社連絡、地図、集合場所確認に必要 |
| モバイルバッテリー | 長時間勤務や待機がある時に安心 |
| 汚れてもいいリュック | 現場用の荷物をまとめて持ち運べる |
| 替えの靴下 | 雨の日や冬場にあると助かる |
中でも、ボールペンは持っておいてください。
「スマホがあるから大丈夫」と思うかもしれませんが、現場では紙に書く場面がまだあります。
新規入場、現場の確認、メモ、ちょっとした記入。
こういう時にボールペンがないと、地味に困ります。
警備員なら、1本はカバンに入れておきたいですね。
汚れてもいいリュックは、現場用にひとつ持っておくと便利
警備員をするなら、汚れても大丈夫なリュックをひとつ持っておくと便利です。
高級なバッグじゃなくていいです。
むしろ、地面に放り投げられるぐらいのリュックの方が、現場では使いやすいです。
警備の現場では、荷物をきれいなロッカーに入れられるとは限りません。
車内、待機場所、現場脇、資材置き場の近く。
そういう場所に荷物を置くこともあります。
だから、多少汚れても気にならないリュックの方が気楽です。
夏なら飲み物、タオル、冷感グッズ。
冬ならカイロ、防寒小物、替えの靴下。
雨の日なら替えの靴下やタオル。
季節に合わせて、必要なものを自分で好きなだけ入れておけます。
最初はワークマンなどで、安くて丈夫そうなものを探してみるのもおすすめですね。
安全靴は現場の疲れ方とケガのしやすさを左右する
警備員の靴は、現場によってかなり大事です。
会社指定がある場合は、必ず会社の指示に従ってください。
そのうえで、交通誘導や列車見張りの現場なら、安全靴は足首を固定できる長靴タイプがおすすめです。
足首を固定できるものというのは、靴ひもやマジックテープで足首まわりをしっかり締められるタイプですね。
足場が悪い現場で短靴タイプを履いていると、ちょっとした段差やぬかるみで簡単に足をくじくことがあります。
交通誘導の現場では、道路脇、工事現場、砂利、ぬかるみ、段差、側溝まわりなど、足元が悪い場所に立つこともあります。
列車見張りでも、線路まわりや足場の悪い場所で動くことがあります。
そういう現場で足首が守られていないと危ないです。
「長靴って疲れそう」と思う人もいるかもしれません。
でも、サイズがしっかり合っていて、靴ひもやマジックテープで固定できるものなら、長靴タイプでも意外と疲れにくいです。
大事なのは、最初の一足目を通販だけで決めないこと。
安全靴はサイズ感がかなり大事なので、できれば実物を試着して買った方がいいですね。
会社指定があるか確認したうえで、自分の足に合うものを選んでください。
【ここにSWELLふきだし:ホンネちゃん】
短靴で足場の悪い現場に行くと、仕事より先に足首が退場するってワケ。
雨具は最初から高いものを買わなくてもいい
警備員の雨具は、最初から高いものを買わなくてもいいと思います。
もちろん、高い雨具には良いものもあります。
でも、警備の現場では、どれだけ良いカッパを着ていても濡れる時は濡れます。
雨の中で立つ。
誘導で動く。
車両対応でわちゃわちゃする。
気づけば外から雨、内側から汗。
結局びしょ濡れです。
私も最初、2万円くらいする雨具を買ったことがあります。
「これなら勝てる」と思ったんですよね。
でも、内側のコーティングが剥がれて、わりとすぐダメになりました。
高かったぶん、心のダメージも少し高めです。
なので、最初の雨具は安めのもので十分です。
まずは会社支給があるか、自分で用意する必要があるかを確認してください。
そのうえで、動きやすくて、破れても買い替えやすいものから始める方が現実的ですね。
雨の日は、替えの靴下やタオルもあると助かります。
現場で動き回っていると、雨具だけで完全防御するのは難しいです。
「濡れない装備」より、「濡れたあとに立て直せる準備」も考えておきましょう。
【ここにSWELLふきだし:ホンネちゃん】
2万円のカッパでも、現場でわちゃわちゃしたら濡れる時は濡れるってワケ。
高級雨具、心まで守ってくれるとは限らないのさ。
夏の服装は空調服だけでなく、会社のルール確認が大事
夏の警備は、服装と装備で体力の削られ方が変わります。
制服が空調服タイプなら、冷感インナーを水で濡らしながら働くと、だいぶ耐えやすくなります。
もちろん、それでも暑いです。
ただ、空調服の風と濡らした冷感インナーが合わさると、何もないよりはマシですね。
問題は、会社の制服が空調服ではない場合です。
警備員は、勤務中に会社指定の制服を着て現場に立ちます。
そのため、会社支給ではない空調服を勝手に着ていいとは限りません。
「暑いから自分で空調服を買えばいい」と思うかもしれませんが、警備員の服装は会社や現場のルール確認が必要です。
そもそも、制服の上から空調服を着ても、ほとんど意味がありません。
空気が通る場所がないので、ただ服が1枚増えただけになります。
夏の装備で迷ったら、空調服が支給されるのか、自分で用意していいのか、インナーは何を着ていいのかを会社に確認してください。
あわせて、飲み物、タオル、塩分、日焼け対策も大事です。
夏の現場は、気合いだけでどうにかするものではありません。
装備と準備で、少しでも体を守ってください。
【ここにSWELLふきだし:ホンネちゃん】
制服の上から空調服を着ても、ただの重ね着なのさ。
涼しくなるどころか、暑さのミルフィーユってワケ。
冬の服装は、防寒着よりインナーで差が出る
冬の警備では、防寒着が会社指定になることが多いです。
そのため、外側に好きな防寒着を着ればいい、という話ではありません。
会社の指定や現場ルールがあるので、まずは支給される防寒着や着用ルールを確認してください。
そのうえで大事になるのが、インナーです。
私は電熱ベストのような電熱装備は持っていません。
理由はシンプルで、ごちゃごちゃしたものを管理するのが苦手だからです。
バッテリーを充電して、持って行って、外して、また充電して……。
たぶん私は、どこかで忘れます。
その代わり、少し高級寄りで、けっこう厚めのダウンベストをインナーとして着ています。
日勤ならライトダウンでもありだと思います。
ただ、冬の夜勤は冷え方が違います。
ライトダウンくらいだと、正直ぜんぜん足りません。
夜勤や長時間の屋外現場に入るなら、体の中心を冷やさないように、しっかり保温できるインナーを選んだ方がいいです。
電熱装備が合う人は使えばいいです。
ただ、管理が面倒な人は、無理に電熱系へ行かず、厚めのダウンベストなどで体の中心を守るのもありですね。
冬は手袋、靴下、カイロ、ネックウォーマーなどの小物も役に立ちます。
特に雨と寒さが重なる日は、体の冷え方がきついです。
冬の装備も、会社のルールを確認しながら、自分に合うものを揃えていきましょう。
会社から支給されることが多い装備
警備会社では、現場で必要な装備品を会社から支給・貸与されることがあります。
代表的なのは、次のようなものです。
- 制服
- 腕章
- ヘルメット
- 誘導棒
- 手旗
- 無線機
- 防寒着
- 雨具
- 空調服
ただし、何が支給されるかは会社や業務によって違います。
交通誘導なら誘導棒や手旗、ヘルメット。
施設警備なら制服や腕章、鍵の扱いに関わるもの。
雑踏警備なら拡声器や案内用の装備を使うこともあります。
自分で買う前に、まず会社へ確認しましょう。
特に、誘導棒、腕章、ヘルメット、無線機などの装備品は、勝手に用意して使うものではありません。
会社の指示を確認してから準備してください。
初出勤前に会社へ確認しておきたいこと
初出勤前は、分からないことが多いと思います。
でも、服装や持ち物は事前に聞いておけば、不安を減らせます。
会社へ確認するなら、次のような質問がおすすめです。
- 初日は私服で行けばいいですか?
- 制服はいつ受け取りますか?
- 安全靴は会社指定ですか?
- 雨具は支給ですか?自分で用意しますか?
- 防寒着や空調服はありますか?
- 現場に持って行くべきものはありますか?
- 着替える場所はありますか?
- リュックやバッグを置く場所はありますか?
聞くのが恥ずかしいと思うかもしれません。
でも、分からないまま現場へ行く方がしんどいです。
初出勤前に確認して、安心して現場に向かえる状態を作りましょう。
新任教育や研修の流れが気になる人は、警備員の研修・新任教育で何をするのかを解説した記事も参考になります。
警備員の服装や持ち物は、現場で自分を守るためにある
警備員の服装や持ち物は、見た目を整えるためだけのものではありません。
もちろん、制服をきちんと着ることは大事です。
でも、安全靴、雨具、防寒、暑さ対策、リュック、ボールペンのような細かい持ち物も、現場では自分を助けてくれます。
足をくじかない。
雨の日に立て直せる。
暑さで倒れない。
寒さで集中力を落とさない。
必要なものをすぐ取り出せる。
こういう準備が、地味に効きます。
警備員の仕事は、現場に立ってからが本番です。
その本番で余計な消耗をしないために、服装と持ち物はちゃんと整えておきましょう。
まとめ|制服は会社の指示、でも足元・雨・暑さ寒さは自分で守る
警備員の服装と持ち物で大事なのは、次のポイントです。
- 制服は会社の指示に従う
- 初日は私服か制服かを事前に確認する
- 安全靴は会社指定を確認し、現場に合うものを選ぶ
- 交通誘導や列車見張りなら、足首を固定できる長靴タイプが安心
- 靴ひもやマジックテープで足首まわりを固定できるものを選ぶ
- 雨具は最初から高いものを買わなくてもいい
- 夏の空調服は会社のルール確認が必要
- 冬は防寒着よりインナーで差が出る
- ボールペンは持っておく
- 汚れてもいいリュックがあると便利
制服は会社のものを着ます。
でも、靴、雨具、インナー、防寒、暑さ対策、持ち物は、自分の体を守るための準備です。
分からないものは、勝手に買う前に会社へ確認してください。
そして、現場に出るなら「見た目」だけでなく、「自分が1日ちゃんと立てる装備か」まで考えておきましょう。
警備員バイトとして始める人は、警備員バイトの仕事内容・給料・週1勤務・夜勤についてまとめた記事も読んでみてください。
コメント