中卒の転職は厳しい?アルバイトから始める現実的な仕事の探し方

「中卒だと転職は厳しい?」
「正社員の求人へ応募しても受からない?」
「学歴不問なら、本当に中卒でも応募できる?」

中卒は、「高卒以上」が条件の求人では、原則として応募条件を満たしません。
転職の入口で不利になる場面があります。

それでも、学歴不問の求人や、経験を重視する会社まで諦める必要はありません。
正社員採用だけに絞らず、アルバイトなどから経験を作る方法もあります。

私は運送、レディースアパレル、警備の3業界で、すべてアルバイトから仕事を始めました。
その後、3業界すべてで正社員として雇用されました。

仕事を探すときは、求人情報誌を地道に見て、自分で応募先を決めていました。
採用されたあとは、「この人を採ってよかった」と思われる働きを続けました。

この記事では、中卒の転職で求人を見るポイントと、アルバイトから経験を作る方法、入社後に実績を増やす考え方を紹介します。

▶ 働きながら派遣求人の応募条件を確認する

目次

中卒の転職は不利でも、仕事は見つけられる

求人票に「高卒以上」と書かれていれば、中卒では原則として応募条件を満たしません。
学歴によって、選べる会社や仕事が減るのは事実です。

一方、学歴不問の求人や、これまでの経験、資格、勤務条件を見て採用する会社もあります。
応募できる求人の中から、自分が続けられそうな仕事を探すことが大切です。

少なくとも、会社から「中卒だから不採用」と明言された経験はありません。
面接に落ちた経験はありますが、不採用理由を詳しく伝えない会社もあります。

採用には、学歴以外にも、経験、年齢、勤務できる時間、募集状況、ほかの応募者との比較などが関係します。
面接に落ちた理由を、すべて中卒だからだと決めつける必要はありません。

私は運送からレディースアパレルへ移り、その後は警備の仕事を選びました。
業界が変われば、仕事内容も大きく変わります。

それでも、時間を守る、周囲へ報告する、お客様へ対応する、任された仕事を途中で投げないといった基本は、次の職場でも使えました。
異業種への転職では、前職で身につけた経験を次の会社でどう使えるかを考えることが大切です。

中卒から選べる仕事を先に知りたい人は、中卒でもできる仕事と就職先を解説した記事も読んでみてください。

正社員だけに絞らず、アルバイトからでも入口に入る

正社員採用で決まらないときは、アルバイト、派遣、契約社員から経験を作る方法があります。

私は運送会社、レディースアパレル、警備会社のすべてでアルバイトから始めました。
まず会社へ入り、仕事を覚え、担当できる業務を増やしました。

その会社で正社員を目指す方法もあれば、作った職歴を使って次の会社へ移る方法もあります。
最初の雇用形態だけで、その後の働き方がすべて決まるわけではありません。

ただし、アルバイトから必ず正社員になれるわけではありません。
私は3業界で正社員として雇用されましたが、すべての会社で同じ結果になるとは言えません。

求人に「正社員登用あり」と書かれていても、実際の登用人数や時期までは分からないことがあります。
面接で確認できる場合は、登用の条件や過去の事例を聞いてみてください。

具体的なことが分からない場合は、正社員登用だけを期待して入社しない方が安心です。
正社員になれなかったとしても、次の転職で使える経験や職歴が残る仕事かどうかも考えて選びます。

私が3業界でアルバイトから正社員として雇用された経緯は、中卒でも正社員になれるのかを実体験で解説した記事で詳しくお話ししています。

ホンネちゃん

正社員のドアが固いなら、
別の入口も見ればいいんだよね。
玄関だけが入口じゃないってワケ。

雇ってもらえたら「採ってよかった」と思われるように働く

私が仕事を始めるときに考えていたのは、雇ってもらえたら、「この人を採ってよかった」と思われる働きをすることでした。

これは、上司へ媚びたり、無理な要求をすべて受け入れたりする意味ではありません。
時間を守り、分からないことを聞き、ミスを隠さず、安心して仕事を任せられる人になるという意味です。

  • 遅刻や無断欠勤をしない
  • 分からないことを勝手に判断せず、早めに聞く
  • 指示された仕事を途中で投げない
  • ミスや遅れを隠さず報告する
  • 自分にできる仕事があれば、状況を確認したうえで引き受ける

どれも特別なことではありません。
それでも、基本を続けると、少しずつ担当できる仕事が増えます。

運送では、家具配送と単身引越しの現場リーダーを任されました。
レディースアパレルでは店長とエリアマネージャーを経験し、現在の警備会社では、現場勤務に加えて社内の管理や教育にも関わっています。

最初から管理する立場で採用された仕事はありません。
入社後の仕事ぶりを見てもらい、担当できる業務を増やした結果です。

高校を中退した過去は変わりません。
それでも、入社後に作った実績や職歴は増やせます。

私は求人情報誌を地道に見て仕事を探した

私が仕事を探していた頃は、求人情報誌を何度もめくりながら、自分でも応募できそうな会社を探していました。

学歴、勤務地、給料、仕事内容を自分で読み、応募先を決めます。
そのあと、自分で電話をかけて面接へ進みました。

自分に向いている仕事が分からなくても、相談する相手はいませんでした。
「本当に応募していいのか」「正社員は無理なのか」まで、一人で考えていました。

今も、自分で求人を比較して応募できます。
一方、現在は経歴や希望を整理しながら、仕事選びの方向性を相談する方法もあります。

相談したから採用が決まるわけではありません。
それでも、一人だけで仕事を選ばなくてもよい手段は増えています。

ホンネちゃん

求人票とずっとにらめっこしても、
向こうは答えてくれないんだよね。

中卒の転職で求人を見るポイント

中卒で求人を探すときは、「学歴不問」だけで応募先を決めない方が安心です。
給料、雇用形態、仕事内容、正社員登用の条件まで比べます。

学歴不問は、中卒でも応募を検討できるという意味です。
応募者全員が採用されるわけではなく、経験、勤務できる時間、通勤条件、面接内容なども選考されます。

見る項目確かめたい内容
学歴条件学歴不問、中卒可、高卒以上のどれか
雇用形態正社員、アルバイト、派遣、契約社員
正社員登用制度の有無、登用条件、確認できる範囲の過去事例
仕事内容未経験でも覚えられるか、体力や資格が必要か
給料基本給、時給・月給、残業代、固定残業代の金額と対象時間、超過分の扱い、賞与、昇給、各種手当
勤務条件勤務時間、休日、夜勤、残業、転勤
通勤条件勤務地、交通手段、運転免許の必要性

正社員登用について、会社から具体的な説明を受けられないこともあります。
その場合は、登用される前提で判断せず、仕事内容、給料、契約更新の条件、身につけられる経験まで含めて比べてください。

給料が高く見えても、固定残業代が含まれていたり、休日が少なかったりする求人があります。
固定残業代がある場合は、金額、対象時間、超過分が別に支払われるかを確かめます。

月給だけでなく、その金額を得るための勤務時間と休日数まで比べることが大切です。

最初に入った会社を、一生続ける必要もありません。
まず経験を作り、その経験を使って条件のよい会社へ転職する方法があります。

中卒から収入を上げる考え方は、中卒の年収と収入の上げ方を解説した記事でも紹介しています。

中退歴や空白期間は、嘘で隠さない

履歴書の学歴や職歴は、正直に書いた方がいいです。
高校中退を高校卒業と書いたり、無職期間へ架空の職歴を入れたりしてはいけません。

私は高校中退後、約3年間ほとんど働いていませんでした。
その空白期間を消すことはできません。

中退歴や空白期間について質問されたら、事実を簡潔に説明します。
そのうえで、現在は働ける状態であることと、次の仕事を続ける意思を伝えます。

職歴が短い場合も、退職理由を前の会社への悪口だけで終わらせない方がいいです。
辞めた理由と、次の会社では何を重視して働きたいのかを整理しておきます。

私が約3年間の無職から働き始めた経緯は、中卒ニート・引きこもりから社会復帰した実体験で詳しく紹介しています。

今の状況に合った仕事の探し方

仕事の探し方は、希望する職種が決まっているかどうかで変わります。
方向性を相談したい人と、具体的な求人を見たい人では、使うサービスの役割が違います。

職種選びから相談したい人

自分に合う仕事や、どの転職サービスを使えばよいか分からない人は、キャリア相談を通して方向性を整理する方法があります。

サービスによって、対象年齢、対応地域、相談できる内容、案内されるサービスは異なります。
申し込む前に、自分が対象になるか、どのような支援を受けられるかを確かめてください。

仕事選びの方向性を相談する

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学歴不問の求人を自分で比較したい人

希望する仕事が決まっている人は、求人を自分で比較する方が早く進められます。

ワークスタッフナビは、製造、物流、軽作業、販売、配送などを扱う派遣求人サイトです。
掲載される求人は地域によって異なります。

派遣から正社員になれることや、希望する収入を得られることを保証するサービスではありません。
給料、勤務時間、寮費、契約期間、正社員登用の有無は、求人ごとに比べてください。

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前職の経験は、次の仕事で使える言葉に置き換える

異業種へ転職するときは、前職の専門用語を並べるだけでは、経験の強みが伝わりにくくなります。

警備の立哨、巡回、出入管理、交通誘導も、異業種の担当者には仕事内容をイメージしにくい場合があります。
安全確認、報告、対人対応、時間管理、トラブル対応など、次の仕事でも使える言葉へ置き換えます。

運送で経験した安全確認、お客様対応、時間管理も、運送業界だけで使うものではありません。
アパレルの接客、教育、店舗運営も、販売以外の仕事へ伝えられる経験です。

前職と同じ仕事ができるかだけでなく、これまでの経験を次の会社でどう使えるかを整理してください。

警備員から異業種へ移るときの考え方は、警備員から他職種へ転職する前に考えることで詳しく解説しています。

まとめ|正社員だけに絞らず、入社後に実績を作る

中卒は、「高卒以上」が条件の求人では、原則として応募条件を満たしません。
転職の入口で不利になる場面があります。

それでも、学歴不問のアルバイトや契約社員などから入り、職歴と経験を作る方法があります。
私は3業界でアルバイトから始め、その後、3業界すべてで正社員として雇用されました。

ただし、アルバイトから正社員になれるとは限りません。
正社員登用だけを期待せず、次の転職でも使える経験を作りながら、安心して仕事を任せられる人を目指します。

高校を中退した過去は変わりません。
それでも、応募する入口、次に入る会社、入社後の働き方、これから作る職歴は変えられます。

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この記事を書いた人

中卒・約3年ほぼ無職から、運送、レディースアパレルを経て警備員へ。
現在は警備会社の管理職として、現場・管制・新人教育などに携わっています。

警備員指導教育責任者1・2号、交通・施設・雑踏警備2級などを保有。

恋愛では、結婚・離婚・再婚も経験しました。

『こんな俺でも大丈夫だったんだから、みんな大丈夫。』

そんなスタンスで、警備の仕事、中卒・低学歴の生き方、男性の恋愛・結婚を実体験ベースで発信しています。

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