中卒ニート・引きこもりから社会復帰|3年間無職だった私の実体験

「中卒で職歴もないけど、社会復帰できる?」
「3年間の空白期間を、面接でどう説明すればいい?」
「働かないといけないのは分かっている。でも、社会へ出るのが怖い」

私は高校中退後、約3年間バイトすらせず、親に甘えて引きこもっていました。
自分の過去に対して言うなら、マジで穀潰しです。

当時は「働くのがめんどくさい」と言っていました。
今振り返ると、本音はめんどくさいではなく、知らない人と接し、社会へ出ることへの怖さだったと思います。

自分では動けない私を見かねて、母親が知り合いの運送会社を紹介してくれました。
私の社会復帰は、やる気や自信が十分についた状態から始まったものではありません。

いきなり人生を立て直す必要はありません。
まず、職歴欄の最初の1行を作ることから始めればいいです。

この記事では、中卒ニートだった私が人の助けを借りて働き始め、運送会社の班長やアパレル販売員へ進むまでをお話しします。
無職だった期間を面接でどう説明するか、今の状態に合った仕事の探し方もまとめました。

目次

  【警備員の真夏対策】

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中卒ニートでも社会復帰できる。ただし、待っているだけでは変わらない

中卒で職歴がなく、引きこもっていた期間があっても、社会復帰はできます。
私も自分で理想の会社を見つけたのではなく、母親に助けてもらったことが最初のきっかけでした。

働く前から自信があったわけでもありません。
仕事へ行き、少しずつ覚え、任されることが増えたあとに自信がつきました。

一方で、自然に働く気になるのを待っていた期間は、状況がほとんど変わりませんでした。

中卒という学歴への不安については、中卒で人生終了なのかを実体験で解説した記事でも詳しくお話ししています。

高校中退後、3年間バイトすらしなかった

高校を中退したあとの最終学歴は、中学校卒業です。
短期のアルバイトを転々としていたのではなく、約3年間ほとんど働いていませんでした。

親に甘えて、引きこもっていた

当時は親に生活を支えてもらい、将来のために勉強するわけでも、毎日求人を探すわけでもなく過ごしていました。

好きなことだけをして、嫌なことは後回しにする生活です。
「そのうち働く」と考えながら、親に甘えてダラダラを極めていました。

これは、私自身の過去に対する評価です。
同じように動けない人にも、体調、対人不安、家庭環境など、それぞれの事情があります。
働いていない人を、まとめて甘えていると決めつけるつもりはありません。

コンビニの面接に落ちて、さらに動けなくなった

一度だけ、コンビニのアルバイト面接を受けました。
結果は不採用です。

今なら、一社に落ちただけだと分かります。
当時は不採用で萎えてしまい、もう一社へ応募するのではなく、仕事探しそのものをやめました。

面接に落ちたことで人生が止まったのではありません。
その結果を理由にして、私が動くのをやめていました。

「めんどくさい」の正体は、社会へ出る怖さだった

当時の私は、働かない理由を聞かれると「めんどくさい」と答えていました。

本音では、次のようなことが怖かったのだと思います。

  • 知らない人と接すること
  • 社会へ出ること
  • 慣れない仕事を始めること
  • 失敗して怒られること

いろいろな不安を、全部まとめて「めんどくさい」と呼んでいました。
怖いと認めるより、めんどくさいと言う方が楽だったのだと思います。

ホンネちゃん

「めんどくさい」は便利な言葉。
怖いって言わずに済むんだよね。

社会復帰のきっかけは、母親が紹介した運送会社だった

自分から積極的に仕事を探せない私を見かねて、母親が知り合いの運送会社を紹介してくれました。

格好よく言えば、家族の助けを借りて社会復帰したことになります。
実際には、いつまでも働かない息子を見ていられなくなった母親が、働く場所へつないでくれた形です。

自分一人で動けないなら、家族や知人、公的な就労支援などを頼って構いません。
誰にも頼らず社会復帰することにこだわり、止まり続ける必要はないです。

最初は、人と話すことも毎日の出勤も大変だった

自分で言うなら、当時はコミュ障をかなりこじらせていました。
知らない人とまともに話せず、何を言えばいいのかも分かりません。

決まった時間に起きる。
職場へ行く。
あいさつをする。
分からないことを聞く。

働いている人には普通に見えることも、当時の私にはすべてが大変でした。

人と関わらない期間が長くなるほど、会話や集団行動への苦手意識は強くなりやすいです。
私の場合は、自信がつくまで待つより、仕事の中で人と接した方が少しずつ慣れていきました。

最初から仕事を楽しめたわけではない

働き始めた瞬間に性格が変わり、何でもできるようになったわけではありません。
最初は仕事も人間関係も分からないことばかりで、人と話すだけでも疲れました。

それでも、教えられたことを覚え、また次の日も出勤する。
その繰り返しで、少しずつ職場へ慣れていきました。

社会復帰した直後から、やりがいや将来の目標まで見つける必要はありません。
まず仕事のある生活を続けるだけでも、当時の私には大きな変化でした。

2〜3年後には、引越し・家具家電配送の班長になった

運送会社では2〜3年ほど働き、引越しや家具家電の配送を経験しました。
最後は班長を任され、人へ指示を出す立場になりました。

仕事も楽しくなり、自分にも働けるという自信がつきました。
自信があったから働けたのではなく、仕事を続けて任されることが増えた結果です。

一度職歴ができると、次の会社へ応募するときに話せる経験が残ります。
運送会社で過ごした時間は、履歴書の記録だけでなく、自分への見方も変えてくれました。

大失恋をきっかけに、アパレル販売員へ挑戦した

運送会社の仕事は楽しく、班長も任されていました。
辞めた理由は、仕事が嫌になったからではありません。

当時、大失恋をしました。
自分を見つめ直した結果、「もっと人と話せるようになりたい」「服が好き」「やりたいことへ挑戦しないと後悔するかもしれない」と考え、アパレル販売員へ応募しました。

求人写真に男性が写っていたため、メンズショップだと思って応募しました。
実際に入ってみると、レディース専門店です。

ホンネちゃん

メンズ店だと思って応募。
着いた先はレディース専門店。人生、求人写真どおりには進まないんだよね。

驚きましたが、そのまま20歳ごろから27歳ごろまで働きました。
接客や店舗運営を覚え、店長と複数店舗の管理も経験しています。

社会へ出るのが怖かった私が、接客業へ自分から応募できました。
運送会社で働き、経験と自信を得ていなければ、アパレルへ挑戦していなかったかもしれません。

アパレルを辞めたあとは、警備業界へ進みました。

中卒ニートから社会復帰するために必要だった3つのこと

私の社会復帰は、立派な計画を立てて始まったものではありません。
振り返ると、次の3つが大きかったです。

自分一人で動けないときは、人へ頼る

私は母親の助けを借りて、最初の仕事を始めました。

家族や知人のほか、自治体の相談窓口、公的な就労支援、キャリア相談サービス、派遣会社など、仕事へつながる助けは一つではありません。
一人で応募まで進めないなら、誰かと一緒に求人を見るところから始めてもいいです。

体調が整っていない人は、求人への応募を急ぐ必要もありません。
家族や自治体の相談窓口などへ相談し、今できることから考えてください。

最初の仕事へ理想を詰め込みすぎない

職歴がない状態で、給料、休み、仕事内容、勤務地、将来性のすべてを満たす会社へ入るのは簡単ではありません。

最初の仕事を一生の仕事にする必要はなく、働きながら自分に合うことを探しても構いません。
私も運送会社で働いたあと、アパレル、警備へと進みました。

一方で、極端に給料が低い、安全性に問題がある、求人内容と実態が違う、長時間労働が常態化している会社まで受け入れる必要はありません。
理想どおりではない仕事と、避けた方がいい会社は分けて考えてください。

まず、職歴欄の最初の1行を作る

最終学歴は、すぐには変えられません。
職歴は、働き始めた日から作れます。

続けた期間、覚えた作業、任された役割、人と関わった経験は、次の会社が見る判断材料になります。

最初の仕事で人生を完成させる必要はありません。
まず一つ働いた記録を作り、そこから次を考えればいいです。

3年間の無職期間を面接でどう説明するか

履歴書に空白期間があると、面接で理由を聞かれる可能性があります。
長い反省文を話す必要はありませんが、事実を隠さず、現在は働ける状態だと伝えることが大切です。

空白期間を嘘で隠さない

働いていない期間を実際より短くしたり、架空のアルバイトや家業の手伝いを書いたりするのは勧めません。

あとで履歴書との食い違いが分かれば、空白期間そのものより信用を失う原因になります。
働いていなかった事実は短く認め、その後に現在の状態と働く意思を伝えましょう。

面接で「親に甘えていました」「毎日ダラダラしていました」と、この記事と同じ細かさで説明する必要もありません。
聞かれたことへ正直に答えながら、必要以上に自分を悪く見せないことも大切です。

過去の反省より、現在働けることを伝える

現在、私は警備会社の採用にも関わっています。
採用側が確認したいのは、過去をどれだけ深く後悔しているかより、現在は働ける状態なのか、入社後に続けられそうかです。

面接では、次の内容を整理しておくと伝えやすくなります。

  • 空白期間ができた理由
  • 現在は生活リズムや体調が整っているか
  • どの程度の勤務から始められるか
  • なぜ今は働こうと思っているのか
  • 入社後に何を意識して仕事を続けるか

次は、私が実際の面接で話した言葉ではなく、伝え方の回答例です。

高校中退後は生活のリズムを崩し、約3年間働いていない期間がありました。
現在は働く準備ができており、まずは任された仕事を覚え、継続して勤務したいと考えています。

立派な言葉を並べるより、現在の状態と、続けて働く意思を自分の言葉で伝える方が重要です。

いきなり正社員だけに絞らなくてもいい

現在の体調や生活リズムによっては、アルバイト、派遣、短時間勤務、未経験可の仕事から始める方法もあります。

正社員を目指す必要がないという意味ではありません。
最初から無理な勤務を選んですぐ辞めるより、現在の状態に合う働き方から始め、勤務時間や任される仕事を増やす考え方です。

今の状況に合った仕事の探し方

中卒ニートや引きこもりから社会復帰するといっても、現在の状態は人によって違います。
全員が同じ方法で就職活動をする必要はありません。

今の状況次にできること
何の仕事が向いているか分からない相談サービスなどで仕事選びの方向性を整理する
具体的な仕事を見たい学歴不問・未経験可の求人を確認する
収入と住む場所を変えたい寮付き求人を探し、給料や費用条件を比較する
空白期間が長く、働くのが不安続けられそうな勤務や仕事内容から始める
一人では応募まで進めない家族や支援サービスの担当者と一緒に探す
警備員に興味がある警備の種類と会社ごとの勤務条件を確認する

ここまで読んでも、何から始めればいいか決められない人もいると思います。
無理に一人で答えを出さず、今の状況に合った探し方を選んでください。

何が向いているか分からないなら、仕事の方向性を相談する

何の仕事へ応募するか決められない人は、キャリア相談サービスの担当者へ話してみる方法があります。

  • 自分の経験をどの仕事に生かせるか分からない
  • 正社員、派遣、アルバイトのどれから始めるか迷っている
  • 一人で求人を見ても応募まで進めない

仕事を決めてもらうのではなく、現在の状況や希望を話し、仕事選びの方向性を整理するために使います。

サービスによって、対象年齢、対応地域、求人紹介の条件は異なります。
中卒、正社員経験なし、長期の無職期間がある人も利用できるか、申し込む前に対象条件を確認してください。

仕事選びの方向性を相談する

転職するか迷っている人へ

サクキャリマッチでは、
『今の仕事を続けるか、別の仕事へ進むか』
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具体的な求人を見たいなら、学歴不問の仕事を確認する

働く準備ができていて、具体的な求人を見たい人は、学歴不問や未経験可の仕事から確認してみてください。

ワークスタッフナビでは、製造、物流、軽作業、事務、販売、配送などの求人を扱っています。
求人によっては、寮付き、家具家電付き、高収入を目指せる仕事が掲載される場合もあります。

給料、寮費、光熱費、家具家電、赴任費用などの条件は求人ごとに異なります。
応募前に詳細を必ず確認してください。

学歴不問・未経験可の求人を確認する

未経験から始められる仕事を探したい人へ

ワークスタッフナビでは
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など、幅広い職種の派遣求人を探せます。
今の仕事を辞めるかまだ決めていない人も、まずは自分の地域で募集されている仕事を確認できます。

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中卒だから警備員しかないと決めなくていい

中卒や職歴の空白に不安がある人へ、最初から警備員だけを勧めるつもりはありません。

製造、物流、運送、接客、清掃、介護など、学歴不問や未経験可の仕事は警備以外にもあります。
特に若いうちは、別の業界へ未経験で入れる可能性も残っています。

警備員は学歴不問の求人が多く、未経験から比較的入りやすい仕事です。
後からでも選びやすいからこそ、先にほかの仕事を確認して構いません。

ホンネちゃん

警備は後からでも選べる。
先に、ほかの仕事も見てきていいんだよ。

ほかの求人を見たうえで、警備が自分に合うと感じたなら、納得して選べばいいです。

警備員の採用条件や面接については、警備員は誰でも受かるのかを採用側から解説した記事で詳しく説明しています。

まとめ|いきなり人生を立て直さなくていい。最初の1行を作ればいい

私は高校中退後、約3年間無職で過ごしました。
「めんどくさい」と言っていましたが、本音では社会へ出るのが怖かったのだと思います。

一人では動けなかったため、母親の助けを借りて働き始めました。
最初は人と話すことも大変でしたが、仕事を続け、最後は班長まで任されました。

その後はアパレル販売員へ挑戦し、店長や複数店舗の管理も経験しています。
自信は働く前からあったのではなく、仕事を覚え、任されることが増えたあとについてきました。

何でもできるとは言いません。
でも、3年間止まっていた私でも、最初の仕事から職歴を作れました。
人生は、そこからでも変わります。

空調服を着られない警備員へ

真夏の警備は、本当に過酷です。
炎天下やアスファルトの照り返しの中でも、警備員は決められた制服を着て仕事をしなければなりません。

最近は空調服を支給する警備会社も増えてきました。
ただ、会社や現場によっては、空調服タイプの制服が用意されていなかったり、自由に着用できなかったりすることもあります。

「制服を変えられない警備員でも、何かできる暑さ対策はないか」

私もずっと考えた結果、たどり着いたのが、薄手のペルチェベストを制服の下に着る方法です。

インナーとして着用できる薄手のタイプなら、外から見える警備制服を大きく変えずに、冷却プレートで身体を冷やせます。
商品によっては、空調服と組み合わせて使いやすいものもあります。

もちろん、ペルチェベストを着れば熱中症にならないわけではありません。
水分や塩分の補給、こまめな休憩、体調が悪いときの早めの申告も必要です。

それでも、毎年気合いだけで猛暑に耐えるより、身体を冷やせる装備をひとつ持っておく方が安心です。

空調服を着られない現場で働いている人は、制服の下から冷やすという方法も一度チェックしてみてください。

今年の夏も、無理だけはしないでくださいね。ご安全に!

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この記事を書いた人

現役警備員として働きながら、警備業界のリアルを発信しています。
交通誘導・施設・雑踏警備を経験し、現在は管理職として現場と人材育成に携わっています。

保有資格:
・警備員指導教育責任者(1号・2号)
・交通誘導警備業務2級
・施設警備業務2級
・雑踏警備業務2級
・列車見張り(列車防護員)
・踏切監視員

これから警備員を目指す方や、現役で悩んでいる方に向けて「きついこともリアルに」分かりやすく発信していきます。

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