「警備員指導教育責任者を持っていたら、求人で有利になるの?」
「年収や給料は上がるのかな」
「資格手当はつくのかな」
そんな疑問がある人に向けて、この記事を書きます。
先に言うと、警備員指導教育責任者は、警備業界の中ではかなり強い資格だと思います。
ただし、持っているだけで、どの求人でも無条件に有利になる資格ではありません。
ここは、かなり大事です。
普通の警備員求人に応募して入社すれば、指導教育責任者を持っていても、いち隊員として働くことはあります。
実際、私の周りでも、指導教育責任者資格を持って入社してきた人が何人かいます。
でも、その人たちが全員、教育担当や管理職として働いているわけではありません。
普通にいち隊員として現場に出ています。
つまり、指導教育責任者は「持っていれば求人で無双できる資格」ではありません。
本当に強くなるのは、教育担当、現場巡察・現場指導、営業所責任者候補、幹部候補、警備員指導教育責任者候補など、資格を活かす求人に応募する場合です。
この記事では、警備員指導教育責任者の求人・年収・給料について、現役警備員の目線で本音を交えて解説します。
警備員指導教育責任者そのものを先に知りたい人は、「警備員指導教育責任者とは?講習・合格率・求人・年収まで現役が解説」も参考にしてください。
警備員指導教育責任者は求人で有利になる?
警備員指導教育責任者は、求人で有利になりやすい資格です。
ただし、「どんな求人に応募するか」で価値が変わります。
普通の警備員求人に応募する場合、指導教育責任者資格を持っていても、会社側のありがたさは限定的かもしれません。
もちろん、資格としてはすごいです。
でも、一般隊員として採用するだけなら、その資格をすぐに活かせる場面は限られます。
一方で、教育担当や現場巡察・現場指導、営業所責任者候補、幹部候補、警備員指導教育責任者候補としての求人なら話は変わります。
警備会社にとって、指導教育責任者は営業所運営にも関わる重要な資格です。
営業所ごと、警備業務の区分ごとに選任が必要になるため、資格者がいるかどうかは会社側にとって大きな意味があります。
だからこそ、資格を活かせるポジションでは、かなり評価されやすいと思います。
普通の隊員求人では、資格がすぐ活きるとは限らない
ここは、少し現実的な話をします。
指導教育責任者資格を持っている人が、普通の警備員求人で入社した場合、いきなり教育担当や責任者になるとは限りません。
私の周りでも、指導教育責任者資格を持って入社してきた人はいます。
でも、実際には普通にいち隊員として働いています。
これは、その人の能力が低いという話ではありません。
求人のポジションと、資格の活かし方が合っていないだけです。
普通の隊員求人なら、会社はまず現場に出られる人を求めています。
その場合、指導教育責任者資格よりも、勤務日数、現場対応力、協調性、体力、勤務態度などを見られることもあります。
つまり、指導教育責任者を持っているからといって、どの求人でも特別扱いされるわけではないんですよね。
大事なのは、その資格を活かせる求人を選ぶことです。
指導教育責任者資格が活きやすい求人
指導教育責任者資格が活きやすいのは、教育や指導、責任者側に近い求人です。
たとえば、次のような求人ですね。
| 求人の種類 | 資格が活きやすい理由 |
|---|---|
| 教育担当 | 新人教育、現任教育、社内教育に関わるため |
| 現場巡察・現場指導 | 隊員の勤務状況や現場の安全確認を行うため |
| 営業所責任者候補 | 営業所運営や警備業務区分の管理に関わるため |
| 幹部候補 | 教育・指導・管理側の仕事を任されやすいため |
| 警備員指導教育責任者候補 | 営業所ごと、区分ごとの指導教育責任者として期待されるため |
こういう求人なら、指導教育責任者資格はかなり強いです。
逆に、求人票に「警備員募集」とだけ書かれていて、教育や巡察、責任者候補の話がまったくない場合は、資格を持っていても一般隊員としての採用になる可能性があります。
もちろん、それが悪いわけではありません。
ただ、「資格を活かして働きたい」と思っているなら、求人の役割を必ず確認した方がいいです。
会社側が助かりやすいのは、教育や巡察まで任せられる人です
会社側が指導教育責任者を本当に欲しいと感じる場面は、求人の中身によって変わります。
ただ、教育や現場巡察・現場指導まで任せられる人が来てくれると、かなり助かると思います。
普通の隊員求人で入社する場合、指導教育責任者を持っていても、まずはいち隊員として働くことがあります。
でも、教育担当や現場巡察・現場指導を任せたい求人なら話は別です。
新人教育、現任教育、現場巡察、隊員への指導、教育資料の整理。
このあたりを任せられる人がいると、会社側は本当に助かります。
私の会社では、警察OBの方が新任教育や現任教育を専門で担当しています。
一方で、現場巡察、現場指導、新人フォロー、クレーム対応が必要な隊員への再教育、検定に向けた教育などは、私たち現役側が担当しています。
つまり、教育担当といっても、座学だけを担当する人もいれば、現場に近いところで隊員を見て、教えて、フォローする人もいます。
指導教育責任者資格が活きやすいのは、こうした教育・巡察・現場指導・隊員フォローを任される立場です。
現場巡察・現場指導でも資格は活きやすい
指導教育責任者資格は、現場巡察・現場指導でも活きやすい資格です。
現場巡察では、隊員の勤務状況、身だしなみ、立ち位置、声かけ、安全確認などを見ます。
そこで気になる点があれば、その場で伝えることもありますし、あとから改善点として指導することもあります。
現場を見るだけでは終わりません。
見る。
気づく。
伝える。
改善につなげる。
ここまで含めて、現場巡察・現場指導です。
指導教育責任者を持っているからといって、必ず現場巡察を任されるわけではありません。
ただ、求人の中身が「現場巡察」「現場指導」「隊員教育」に近い場合は、資格がかなり活きやすいと思います。
警備員指導教育責任者の年収・給料は上がる?
警備員指導教育責任者を取ると、年収や給料が上がるのか。
ここは気になる人が多いと思います。
私の場合、指導教育責任者を取ったからといって、資格手当がついたわけではありません。
ただし、役職がつきました。
その結果、給料はかなり増えました。
つまり、私の体感では、指導教育責任者は「資格手当だけで稼ぐ資格」というより、会社から任される仕事や立場が変わることで、給料に影響する資格です。
教育、現場巡察、現場指導、管理側の仕事。
こうした役割が増えることで、結果的に給料や年収に反映されることがあります。
もちろん、会社によって扱いは違います。
資格手当がつく会社もあるでしょうし、役職で評価する会社もあると思います。
逆に、資格を持っていても、一般隊員として採用されるなら給料が大きく変わらないこともあります。
だから、年収や給料を見る時は「指導教育責任者資格あり」だけで判断しない方がいいです。
どんな立場で採用されるのか。
何を任される求人なのか。
ここを見る必要があります。
資格手当よりも、役割と働き方を確認した方がいい
指導教育責任者求人を見る時に大事なのは、資格手当の有無だけではありません。
それよりも、自分が希望する働き方ができるかどうかです。
指導教育責任者求人は、求人ごとの意図がかなり広いです。
教育担当を探している求人もあれば、現場巡察だけを任せたい求人もあります。
営業所責任者候補や幹部候補として採用したい求人もあります。
同じ「警備員指導教育責任者」と書かれていても、働き方、責任、勤務時間、給料の決まり方はかなり違います。
だから、年収や資格手当だけで判断しない方がいいです。
何を任される求人なのか。
自分が希望する働き方と合っているのか。
ここを必ず確認してください。
指導教育責任者求人で確認したいこと
指導教育責任者の求人を見る時は、次の点を確認しておくと安心です。
| 確認すること | 見ておきたいポイント |
|---|---|
| 求人の役割 | 教育担当、現場巡察・現場指導、責任者候補など、何を任される求人か |
| 資格の扱い | 必須資格なのか、歓迎資格なのか、資格手当があるのか |
| 働き方 | 常勤なのか、巡察のみなのか、教育のみなのか、現場兼務があるのか |
| 年齢層・立場 | 現役世代向けの幹部候補か、引退世代やダブルワーク寄りの求人か |
| 担当区分 | 1号、2号など、どの警備業務区分を求められているのか |
| 給料の決まり方 | 資格手当で上がるのか、役職や業務内容で上がるのか |
同じ指導教育責任者求人でも、実際に任される仕事はかなり違います。
幹部候補や営業所責任者候補なら、教育や巡察だけでなく、会社側の責任に近い仕事も増えやすいです。
この場合は、現役世代向けの管理職候補に近い求人だと考えた方がいいですね。
一方で、巡察のみ、教育のみの求人なら、少し働き方が違うかもしれません。
引退世代やダブルワーク寄りの人が働きやすい求人として出ている場合もあります。
どちらが良い悪いではありません。
大事なのは、自分が望む働き方と合っているかどうかです。
指導教育責任者資格を取る価値はある?
私は、警備員指導教育責任者資格を取る価値はあると思っています。
ただし、全員がすぐに取るべき資格ではありません。
指導教育責任者は、自分の意思だけで気軽に取りに行く資格というより、会社からその業務区分や教育・管理を任される流れの中で取る資格に近いです。
だからこそ、取った時の意味は大きいと思います。
私にとっては、会社から「頼られた」「任された」ことが形になった資格でした。
資格手当はありませんでした。
でも、役職がつき、任される仕事が増え、給料も上がりました。
警備会社の中で、現場から教育・指導・管理側へ進みたい人にとっては、かなり強い資格だと思います。
ただし、求人で活かすなら、どのポジションで応募するかが大事です。
普通の隊員求人なのか。
教育担当なのか。
現場巡察・現場指導なのか。
営業所責任者候補なのか。
幹部候補なのか。
警備員指導教育責任者候補なのか。
ここを見ずに「資格があるから有利なはず」と思い込むと、入社後にズレる可能性があります。
まとめ|指導教育責任者は、資格を活かせる求人でこそ強い
警備員指導教育責任者は、警備業界の中では強い資格です。
ただし、持っているだけで、どの求人でも無条件に有利になる資格ではありません。
普通の隊員求人で入社すれば、指導教育責任者を持っていても、いち隊員として働くことはあります。
本当に資格が活きやすいのは、教育担当、現場巡察・現場指導、営業所責任者候補、幹部候補、警備員指導教育責任者候補など、指導教育責任者としての役割を求められている求人です。
年収や給料についても、資格手当だけで判断しない方がいいです。
会社によっては資格手当がつくこともあるでしょう。
一方で、私のように資格手当はなくても、役職や任される仕事が増えることで給料が上がる場合もあります。
指導教育責任者求人を見る時に大事なのは、希望する働き方ができるかどうかです。
何を任される求人なのか。
教育なのか、巡察なのか、責任者候補なのか。
自分が望む働き方と合っているのか。
ここを確認してください。
指導教育責任者は、資格を活かす場所を選べばかなり強い資格です。
でも、活かす場所を間違えると、せっかくの資格がただの肩書きで終わってしまいます。
求人票を見る時は、資格名だけでなく、その先にある仕事内容まで見ておきましょう。
コメント