「中卒でも弁護士になれる?」
「司法試験って、大学を出ていないと受けられないの?」
中卒でも、弁護士になる道はあります。
司法試験予備試験には学歴・年齢の制限がなく、合格すれば大学を卒業していなくても司法試験を受けられます。
実際に、中卒から学び直して弁護士になった人もいます。
今の制度でどう目指すのか、試験の難しさも含めて見ていきましょう。
高収入が期待できる一方、予備試験のあとも司法試験・司法修習が必要。
採点方法・出典・資格取得上の注意
稼げる度=参考年収÷1,000万円×100(上限100)。取得難易度=100−合格率(税理士は5科目到達の単年度参考割合)。総合おすすめ度=稼げる度60%+取得しやすさ40%。合格率の集計母数・実施年度・資格取得前の教育や実務経験は資格ごとに異なるため、厳密な取得確率や優劣ではありません。 試験合格が資格登録を意味するわけではありません。
平均年収の出典(job tag) / 試験結果の出典実際に、中卒から弁護士になった人がいる
その一人が、大平光代(おおひら・みつよ)さんです。中卒から学び直して司法試験に合格し、1997年に弁護士登録しています。
ただし、大平さんが合格したのは旧司法試験。現在とは試験制度が違います。
これから大学を経ずに目指すなら、「司法試験予備試験」が入口になります。
中卒から司法試験へ進むルートは2つ
司法試験を受けるには、予備試験に合格するか、法科大学院のルートで受験資格を得る必要があります。
| ルート | 司法試験までの流れ |
|---|---|
| 予備試験 | 学歴を問わず予備試験に挑戦 → 合格 → 司法試験 |
| 法科大学院 | 大学卒業などで入学資格を得る → 法科大学院で学ぶ → 司法試験 |
法科大学院ルートでは、修了者だけでなく一定の条件を満たした在学者も司法試験を受けられます。
大学に進まないなら、予備試験に合格することが最初の大きな目標です。
予備試験は短答・論文・口述の3段階
予備試験は、法律の知識だけでなく、それを使って考え、説明する力まで試されます。試験は次の順番で進みます。
- 短答式:法律基本科目と一般教養の選択式問題
- 論文式:法律の問題を文章で解く試験
- 口述:民事・刑事の法律実務について口頭で答える試験
3段階すべてを通過すると、司法試験の受験資格が得られます。
法務省の2026年司法試験予備試験FAQにも、受験資格や受験期間に制限はないと明記されています。
予備試験に合格したあとも、司法試験と司法修習がある
予備試験はゴールではありません。弁護士になるまでは、さらに次の段階があります。
- 司法試験に合格する
- 司法修習生の採用選考を経て、司法修習を受ける
- 修習の最後の試験(考試)に合格する
- 弁護士会を通じて弁護士名簿に登録する
予備試験に合格して司法試験を受けられる期間は、合格発表後の最初の4月1日から5年間です。
「予備試験に受かれば弁護士」ではなく、その先に司法試験と実務の修習が待っています。
どれくらい難しい?2025年の予備試験は12,432人中452人が最終合格
2025年(令和7年)の司法試験予備試験は、受験者12,432人に対して最終合格者452人でした。法務省が2026年2月に発表した数字です。
学歴を問わず受けられる一方、合格できる人は多くありません。しかも、そのあとに司法試験があります。
学歴欄で落とされる試験ではなくても、答案はしっかり見られる。挑戦するなら、勉強に使える時間と費用も考えておきたいですね。
中卒から目指すなら、まず何をする?
最初にやってほしいのは、法務省の受験案内と過去問を見ること。
どんな問題が出るのかを知るだけでも、必要な勉強が具体的になります。
「法律の勉強以前に、学校の勉強からやり直したい」という人は、高卒認定を経て大学を目指す方法もあります。
進学の条件は中卒から大学受験する方法で紹介しています。
法律関係の資格を比較したいなら、中卒から行政書士を目指す方法も参考になります。弁護士とは仕事の範囲も試験制度も異なるので、それぞれ確認してみてください。
まとめ|中卒でも弁護士は目指せる。まずは過去問を見よう
中卒でも予備試験を経由すれば、司法試験へ進めます。
大学を卒業する必要はありませんが、試験の難しさが変わるわけではありません。
いきなり進路を決めるより、まずは予備試験の過去問を見てみる。そこがスタートです。
参考資料:法務省・2026年予備試験FAQ/法務省・2026年司法試験FAQ/法務省・2025年予備試験最終合格発表/法務省・2025年予備試験結果/最高裁判所・司法修習生採用選考/大阪弁護士会・会員検索

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