警備員の仕事に興味があるけど、「研修って何するの?」「きつい?落ちることあるの?」と不安に感じていませんか?
結論から言うと、新任教育は“試験ではなく教育”なので、普通に受けていれば落ちることはありません。
ただし、無断欠勤や遅刻が続くと、その時点で「もう来なくていい」となるケースは普通にあります。
この記事では、現役警備員かつ教育側の視点から、新任教育の内容・流れ・きつさ・注意点までリアルに解説します。
警備員の仕事全体について知りたい方は、警備員の仕事内容・給料・きつさをまとめて確認するも参考にしてみてください。
新任教育とは?警備員になる前に必ず受ける教育
まずは新任教育の位置づけを整理しておきましょう。
新任教育は、採用が決まったあとに「警備員として現場に出る前」に必ず受ける教育です。
つまり、受かる・落ちるという試験ではなく、警備員として働くための準備期間のようなものです。
警備業法により、20時間以上の教育を受けないと警備員として現場に出ることはできません。
たとえ同じ会社に所属していても、新任教育を受けていない人(事務員など)は警備員として従事することはできません。
新任教育の内容|実際に何をするのか
ここが一番気になるポイントだと思います。
新任教育は「基本教育」と「業務別教育」に分かれています。
基本教育(全員共通)
まずは警備員として必要な基礎知識を学びます。
- 警備業法や関係法令
- 警備員としての基本動作
- 事故やトラブル時の対応
どの業務でも共通して必要になる内容です。
業務別教育(配属に応じて)
次に、配属される業務に応じた教育を行います。
例えば交通誘導(2号警備)の場合は、
- 旗や灯火の振り方
- 車両誘導の方法
- 無線機の使い方
といった実技中心の内容になります。
覚える量はそこまで多くありませんが、実際に現場で体験しないと理解しにくい部分があるというのが正直なところです。
新任教育の流れ|実際のスケジュール
会社によって違いはありますが、参考として当社の例を紹介します。
8時30分から開始し、20時間の教育を3日間に分けて行います。
- 1日目:基本教育(7時間)
- 2日目:業務別教育(7時間)
- 3日目:基本教育+業務別教育(6時間)
最終日には制服やヘルメットなどの備品が支給されることが多いため、カバンなどを持っていくと安心です。
新任教育はきつい?しんどいポイント
ここは気になる人が多い部分だと思います。
正直に言うと、体力的にきついというより「地味にしんどい」です。
- 座学は眠くなりやすい
- 慣れない環境で緊張する
- 声出しや実技が恥ずかしく感じる人もいる
特に座学は長時間になるため、前日はしっかり体調を整えておくことをおすすめします。
新任教育で落ちることはある?
結論から言うと、新任教育で「試験に落ちる」ということは基本的にありません。
ただし例外はあります。
- 無断欠勤
- 遅刻の繰り返し
- 態度不良
特に遅刻や無断欠勤は印象がかなり悪いです。
警備員は「人が行うサービス」が商品なので、「来るか分からない人」は現場で使いにくいからです。
教官目線で見る「受かる人・ダメな人」
教育する立場として感じることを正直に書きます。
好印象な人
- わからないことを質問できる
- 指示をしっかり聞く
- 時間を守る
「質問してくれる人」はとても印象が良いです。
悪印象な人
- 遅刻・欠勤が多い
- 連絡が取れない
- 話を聞いていない
態度以上に、「来るかどうか分からない人」が一番困ります。
新任教育後はどうなる?
新任教育が終わると、すぐに現場に出るわけではありません。
多くの場合、訓練という形で先輩と一緒に現場に入ります。
例えば、本来3人で回す現場に4人で入り、新人に実際の動きを覚えてもらう形です。
ここで初めて仕事の流れが理解できるようになります。
警備員の具体的な仕事内容については、警備員の仕事内容を現役がわかりやすく解説で詳しくまとめています。
持ち物・服装について
会社によって違いはありますが、基本的には服装は自由なことが多いです。
- メモ帳(あると好印象)
- 筆記用具
- カバン(備品持ち帰り用)
メモを取る姿勢は評価につながるため、持っていくことをおすすめします。
まとめ|新任教育は普通にやれば問題なし
新任教育は試験ではなく、警備員として働くための準備です。
普通に受けていれば落ちることはありません。
ただし、遅刻や無断欠勤など基本的な部分ができていないと、その時点で評価は下がります。
逆に言えば、しっかり参加して話を聞き、分からないことを質問できれば問題なく終わります。
これから警備員として働くことを考えている方は、仕事内容や働き方も事前に理解しておくと安心です。
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