「警備員を続けていて、この先大丈夫なのか」
「今の会社に不安はあるけど、すぐに辞める勇気はない」
「警備の仕事をきっかけに、人生を立て直せるのか」
警備員として働いていると、こんなふうに考えることがあると思います。
結論から言うと、警備の仕事は人生の終点ではありません。
警備員として働き続けることもできますし、他職種へ移ることもできます。 本業を続けながら副業で収入源を増やす選択肢もあります。
大切なのは、「今のまま我慢する」だけで終わらせず、自分に合う選択肢を持っておくことです。
この記事では、警備を軸に人生を広げる3つの選択肢について、現役警備員・管理側の視点から整理します。
警備員の仕事内容や全体像を先に知りたい人は、警備員の仕事をまとめた総合ガイドも参考にしてください。
警備の仕事で将来に悩むのは自然なこと
警備員の仕事は、安定して働きやすい面があります。
未経験から入りやすく、年齢や経歴に関係なく働ける会社も多いです。 現場によっては、人間関係が比較的あっさりしていて、気持ちの面で楽に感じることもあります。
ただ、その一方で将来に不安を感じやすい仕事でもあります。
給料が大きく上がりにくい会社もありますし、交通誘導や雑踏警備では暑さ寒さの負担があります。
施設警備でも長時間勤務や夜勤があり、体力的にきつくなる人もいます。
私も、雨の中びしょ濡れで警備の仕事をしながら「このままで本当に大丈夫なのか」と考えたことがあります。
警備の仕事が嫌いというより、将来の見通しが見えにくいことに不安を感じる瞬間があるんです。
だからこそ、警備員として働くなら「辞めるか、我慢するか」だけで考えない方がいいです。
他職種へ移る。 副業で収入源を増やす。 警備業界の中で働き方を変える。
こうした選択肢を持っておくことで、気持ちにも余裕が生まれます。
私自身も、警備を軸に人生を立て直してきました
私自身、最初から順調な人生だったわけではありません。
学歴でいえば中卒ですし、一時期は引きこもりに近い生活をしていた時期もあります。
「このままじゃいけない」と思って運送業へ入り、その後「このままだと後悔する」と感じて、苦手だった接客業、それもレディスアパレルの世界へ飛び込みました。
そこで複数店舗を任されるマネージャーまで経験しましたが、リーマンショックで収入面に不安を感じ、次に選んだのが警備業界です。
警備に入ってからは、交通誘導警備業務2級、雑踏警備業務2級、施設警備業務2級、警備員指導教育責任者などの資格を取り、管理側・教育側の立場になりました。
そして、警備の仕事を続けながら結婚し、マイホームを持つところまで来ました。
もちろん、誰でも同じ道を歩けるとは言いません。
ただ、警備は「人生の終点」ではなく、働き方を見直したり、収入を増やしたり、もう一度立て直したりするきっかけにはなります。
実際、私にとって警備の仕事は、人生を立て直す大きな分岐点でした。
警備を軸に人生を広げる3つの選択肢
警備の仕事に関わる人の悩みは、人によって違います。
「もう警備を辞めたい」と思っている人もいれば、「今すぐ辞めるほどではないけど、収入が不安」という人もいます。 逆に、他職種から警備員を検討している人もいるはずです。
ここでは、警備を軸に人生を広げる選択肢を3つに分けて整理します。
① もう限界なら、警備員から他職種へ転職する
今の警備の仕事が限界なら、他職種へ転職するのは十分ありです。
警備員を辞めることは、逃げではありません。 給料、人間関係、体力面、夜勤、将来性など、どうしても合わない理由があるなら、環境を変える選択肢を持っておくべきです。
実際、警備員からトラックドライバーや工場、施設管理、営業、接客などへ移る人もいます。 警備で身につく時間管理、報告・連絡・相談、安全意識は、他職種でも活かせる場面があります。
ただし、勢いだけで辞めるのはおすすめしません。
警備が嫌なのか、今の会社が合わないのか、現場がきついだけなのか。 ここを整理しないまま転職すると、次の職場でも同じ悩みを繰り返す可能性があります。
警備員から他職種へ移りたい人は、警備員から他職種へ転職する前に考えることを読んで、自分の不満や転職先の選び方を整理してみてください。
② 今すぐ辞められないなら、副業で収入源を増やす
警備の仕事をすぐに辞めるつもりはないけれど、収入に不安がある。
そういう人は、副業で収入源を増やす選択肢もあります。
警備員は、勤務形態によっては副業と相性が良い場合があります。 休みの日に短期バイトをする人もいますし、配達系の副業をする人もいます。 警備の経験を活かしてブログや発信をすることもできます。
ただし、副業はやり方を間違えると本業に響きます。
夜勤明けや屋外現場のあとに無理をして副業を詰め込むと、睡眠不足や疲労で現場の集中力が落ちます。 警備員は安全に関わる仕事なので、副業で本業の信用を落とすのは本末転倒です。
副業を考えるなら、「どれだけ稼げるか」だけでなく、「無理なく続けられるか」も大切です。
警備員に向いている副業を比較したい人は、警備員に向いている副業と注意点をまとめた記事を参考にしてください。
③ 未経験から働きたいなら、他職種から警備員になる
他職種から警備員になるのも、十分ありです。
警備業界には、いろいろな経歴の人がいます。 工場、運送、接客、営業、飲食、コンビニ、建設業、定年後の再就職など、本当にさまざまです。
前職が警備と関係なくても、必要以上に不安になる必要はありません。
警備の仕事では、派手な経歴よりも、時間を守ること、現場に穴をあけないこと、指示されたことをきちんと続けることが大切です。 真面目に積み重ねる人は、未経験からでも評価される可能性があります。
ただし、警備員は「誰でも楽に稼げる仕事」ではありません。
交通誘導は暑さ寒さの負担がありますし、施設警備は長時間勤務や覚えることの多さがあります。 会社選びを間違えると、警備の仕事そのものが嫌になることもあります。
未経験から警備員を考えている人は、他職種から警備員へ転職する前に知っておきたいことを読んで、向いている人や会社選びのポイントを確認してみてください。
どの選択肢を選ぶべきか
ここまで3つの選択肢を紹介しましたが、どれが正解かは人によって違います。
今の状況によって、選ぶべき道は変わります。
今の警備が限界なら転職を考える
毎日しんどい、会社に不信感がある、体力的に続けられない。
こういう状態なら、警備員から他職種へ移ることを考えてもいいと思います。
無理を続けて心や体を壊すくらいなら、環境を変える方がいい場合もあります。
警備は続けたいが収入が不安なら副業を考える
警備の仕事そのものは嫌いではない。 でも、収入面が不安。
こういう人は、副業で収入源を増やす選択肢があります。
ただし、副業を詰め込みすぎて本業に支障が出ると意味がありません。 小さく始めて、無理なく続けられるかを確認しましょう。
経歴に不安があるなら警備を選択肢にする
学歴や職歴に自信がない。 今の仕事が合わない。 未経験から入りやすい仕事を探している。
そういう人にとって、警備員は選択肢の一つになります。
ただし、どの警備会社でも同じではありません。 給料、現場の種類、教育体制、装備、資格支援などは会社によって差があります。
警備を選ぶなら、仕事内容だけでなく会社選びまで含めて考えることが大切です。
何もしないこともリスクになる
今すぐ転職したり、副業を始めたりする必要はありません。
ただ、何も考えないまま時間だけが過ぎると、5年後も10年後も同じ不安を抱えたまま働いているかもしれません。
警備の仕事を続けるにしても、他職種へ移るにしても、副業で収入を増やすにしても、まずは選択肢を知ることが大切です。
選択肢を知っていれば、いざというときに動けます。 逆に、何も知らないままだと、不満が限界になったときに焦って判断してしまいます。
警備を終点にする必要はありません。 警備をきっかけに、自分の働き方や人生を見直してもいいと思います。
まとめ:警備を終点にせず、人生を広げるきっかけにする
警備員として働いていると、将来に不安を感じることがあります。
給料、体力、人間関係、夜勤、会社の将来性。 悩みの内容は人によって違います。
ただ、選択肢は一つではありません。
- 警備が限界なら、警備員から他職種へ転職する選択肢を考える
- 今すぐ辞められないなら、警備員に向いている副業を知る
- 未経験から働きたいなら、他職種から警備員になる前のポイントを確認する
私自身も、遠回りしながら警備業界に入り、資格を取り、働き方を広げてきました。
だからこそ、警備は人生の終点ではなく、人生を広げるきっかけにもなると感じています。
今の働き方に不安があるなら、まずは自分に合う選択肢を知るところから始めてみてください。
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